福建省福鼎市の茶業者が、EUの農薬基準に適合していることをリリースしていました。
その中に、少し興味深い製茶器具が紹介されていましたので、このリリースを紹介します。
「検査のために提出された福鼎白茶はEUの800項目あまりの過酷な検査基準に適合しています」
4月13日、福鼎市品茗香茶業有限公司が提出したサンプル番号502-2024-00046923、製品名称:2024年生態白茶、サンプル量150gの福鼎白茶が国際的に権威のある検査機関ーEurofinsの検査をパスし、福鼎白茶は”清潔さ”の面でも800項目あまりの過酷なEU基準に達していることになります。
今回の検査では、アミノメチルホスホン酸、グルホシネート、グリホサート、ジノテフラン、ピロリン酸テトラエチル(TEPP)、ベンフラカルブ、プロパホス、フルオメツロン、フェニルアセトアミド、フェナザキン、フロニカミドなどを含む 800項目以上が試験されました。検査の結論:この試験サンプルは欧州規制 (EC) No 396/2005 (残留農薬の最大残留制限) の現在有効なバージョンの要件に準拠しています。
福鼎市品茗香茶業有限公司は、EU基準に合わせて産地から製品の品質を管理し、高い基準の良いお茶を製造することにこだわっています。茶園の管理においては、自然と生態が協調した栽培方式を採用しています。すなわち草があるなら、除草剤を使うのではなく、虫がいるなら、殺虫剤を使うのではないということです。化学農薬の使用は禁止しており、栽培の過程で厳格に茶葉の品質を管理し、安全と清潔さを確保しています。
このほか、産地から生産、検査までの全工程を厳格に管理し、厳格な品質基準を守ることで、「体制保証」と「製品責任」の両面から企業内部で完璧な品質保証体制を構築し、市場の需要を満たすのと同時に、顧客の満足度を最大限に高めています。
将来、福鼎市品茗香茶業有限公司は茶園の建設、科学技術研究の強化、宣伝プロモーションの強化、販売市場の拡大の4つの面で全力でより良い品質、より強いブランドを作り上げ、実際の行動で産業の発展をリードし、農業の現代化と農村の振興に寄与していきます。
白茶というと、天日干しや室内での萎凋の風景ばかりが紹介されますが、現代的な工場ではこのような光の波長をコントロールした萎凋設備を用意しているところもあります。
なお、冒頭の写真は同社の社長が自ら製茶の様子を実演し、それを撮影して動画の形で発信するところのようです。