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プーアル古樹茶に”身分証”を付けて販売

ビンテージものなどがあることから、何かと分かりにくい印象のあるプーアル茶。
天津市ではプーアル茶に”身分証”なるものを付ける試みが始まっているようです。

 

普洱茶获“身份证”产地等信息可追溯

随着消费者对普洱的收藏热情不断升温,普洱市场也出现了“全凭卖家一张嘴”的乱象。昨日,全国首张经过多个权威部门认证的普洱古树茶“身份证”在本市亮相,同期被认证的普洱茶也展开预订,消费者可根据该证明对茶品产地等信息进行追溯。此外,销售方计划于5年后回购部分产品,让藏家的投资更具保障。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0301/article_167437.html

 

消費者のプーアル茶に対するコレクション熱が高まるにつれ、プーアル茶市場では”全て売り手の口先次第”の状況が現れています。昨日、いくつかの権威ある部署の認証による全国初の普洱古樹茶に対しての”身分証”が我が市に初めてお目見えし、同時に認証を受けたプーアル茶の予約が始まりました。消費者はこの証明をもとにお茶の産地などの情報を遡ることができます。このほか、収蔵家の投資に保証を付けるため、販売側では一部のお茶は5年後に買い戻すことを計画しています。

<プーアル茶市場の現状は混乱しています>

「みなが自分のお茶は古樹茶だと言っていますが、その実、市場にある古樹茶の数は古樹の生産能力を既に超えています」と天津御品軒茶業の総経理であり、天津市茶業協会副会長の張津生氏は言います。「市場で販売されているプーアル茶には統一の基準が無く、消費者はその善し悪しを判断しにくいという経験をしています」。すぐにプーアル茶のコレクション市場では整った、権威のある普洱古樹茶の身分証の仕組みを作って切り替える必要があります。これは茶の生産の現場にトレーサビリティーシステムを作り、古樹茶の身分を確かなものにするのです。

<”身分証”には経度と緯度が表示されます>

天津御品軒茶業と雲南勐海班章茶葉有限責任公司は、共同で古樹茶の認証について研究を進めてきました。現地の権威部門と研究機関の積極的な協力と勐海県林業局、農業科学院茶葉研究所、勐海県茶業協会などの多くの部門による厳格な考証と確認を経て、帕沙古樹茶は国内で初めての認証を受け、追跡のできる一枚目の”身分証”となりました。

話によると、この”身分証”は市民がよく見かける宝石の鑑定証書と似ており、通し番号の他、茶の名前、帕沙古茶樹の樹齢、発売日時、古樹茶原料の産地、産地の海抜と経度・緯度などの情報が記載されており、コレクターはこの身分証を元に、自分が手にしたプーアル茶の真実の顔を知ることができます。

張氏によると、古樹茶の認証は中国の茶業市場で初めてのことであり、国内で初めての認証と追跡可能な帕沙古樹茶の誕生は、雲南古樹茶発展の新しいマイルストーンであり、中国の茶業の発展において、新しい章を開くものです、と言っています。
 

不透明な製品ばかりの市場では、消費者の買い控えなどが起こってしまうので、ここを透明化しようという試みのようです。ただ、こうしたものが民間でバラバラで作らせてしまうとかえって混乱の元になりますので、政府機関などが主導でこうした仕組みを作るのかもしれませんね。
もっとも、中国の場合は身分証の「偽造」があることを計算に入れる必要もありそうですが・・・

 

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