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海南省隕石坑茶葉研究所、立ち上がる

海南島で生産される白沙緑茶は、隕石坑(クレーター)で栽培されるお茶として異彩を放っていますが、このたび、海南省隕石坑茶葉研究所という研究所が立ち上がったようです。

海南省陨石坑茶业研究所揭牌 将对茶叶新品种进行研究

4月10日上午,海南省陨石坑茶叶研究所、海南白沙陨石坑茶叶有限公司揭牌仪式,在白沙农场办公楼一楼举行。海南省陨石坑茶叶研究所的揭牌,将会对陨石坑的茶叶的生产、技术方面予以支持,对新品种进行研究、繁育。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201604/00004252.html

4月10日午前、海南省隕石坑茶葉研究所、海南白沙隕石坑茶葉有限公司の看板掲示式典が白沙農場事務ビルの1階で開催されました。海南省隕石坑茶葉研究所の立ち上げは、隕石坑の茶葉生産と技術の面でのサポートとなり、新品種の研究、繁殖も進むことでしょう。

「我々の主な任務は、海南省の茶の発展と海南省の茶業の発展を支持することです」と海南省隕石坑茶葉研究所の所長・龔瑞堂氏は言います。海南省隕石坑茶葉研究所は将来、隕石坑茶葉の生産と技術の面でのサポートを行うとともに、隕石坑の茶葉における品種の研究、新品種の繁殖を行い、科学研究と産業を主に、白沙緑茶の産地の成長と白沙緑茶の技術の後ろ盾となっていくことでしょう。

話によると、白沙農場は白沙県の管理に移った後、白沙農場は発展のチャンスを掴み、県委員会、県政府による優遇政策と資金のサポートを得て、”白沙緑茶生態茶園と精細加工と観光旅行の一体化”プロジェクトに注力してきました。海南省隕石坑茶業研究所、海南白沙隕石坑茶業有限公司の設立は、白沙農場が発展をしていくためのシンボルです。

取材によると、白沙緑茶は中国国家地理標志産品で、全国に名前が通っています。白沙リー族自治県は独特な隕石坑という地理的な環境により、白沙緑茶の優れた品質を育んでいます。白沙緑茶の知名度に依って、白沙県では白沙緑茶の産業一体化プロジェクトを全力で進めており、白沙農場は3年から5年の時間で、緑茶を7000畝栽培し、1万畝の茶園として、最終的には6万畝の茶園を目標にしています。同時に、白沙農場は省の重点発展リストである”白沙原生態茶園小鎮”となったことを有力なチャンスと捉え、茶業の成長と都市の建設、生態旅行などと有機的に結合し、茶郷小鎮、茶博物館、茶樹品種資源園、品茗屋などの建設計画や様々な茶のイベント活動によって、白沙県に茶業の文化的な雰囲気を作り、茶文化と茶経済を互いに発展させていこうとしています。

 

海南省は南方にあり、茶の栽培には比較的有利なはずなのですが、著名なブランドがないことや気候が独特すぎるため、茶の生産量はむしろ低迷気味でした。
今回の動きはそうした中でも、海南省の茶業を盛り上げて行こうという一つの表われのようです。

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