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今年の潮州は乾燥ぎみ

緑茶の状況は多くの情報が飛び込んできています。
それでは、烏龍茶はどうでしょうか?
単ソウの里・潮州では、専門家が天候についての注意を呼びかけています。

 

潮州市茶叶专家提醒茶农今春太干旱 晒茶避强光

当前正是春季茶叶采收的时间,但今年与去年的天气状况相比差别明显,茶叶也出现了一些新的特点。因此,潮州市茶叶科学研究中心提醒茶农,在茶叶加工时需灵活处理,确保茶叶质量。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0324/article_154587.html

記事によると、潮州もまさに春茶の収穫時期に入っていますが、昨年の天候とは明らかに違うところがあり、茶葉にはある特徴が出ているそうです。
そこで、潮州市茶葉科学研究センターは茶農たちに、お茶の加工時には柔軟に対応し、茶葉の品質を確保するように注意を呼びかけています。

潮州市茶葉科学研究センターの職員は以下のように語っています。
昨年の春茶の収穫期間は、日照が少なく、雨が多かったので、茶は茎が長く、葉は大ぶりで薄め、生葉には水分が多いという特徴がありました。
しかし、今年の天気はその反対で、今年2月後半は局所的な小雨が3日間あっただけで、3月前半も局所的に2日間、小雨が降っただけでした。
昨年の同じ時期と比べると、降水量は80%以上も減少しており、加えて2012年の冬は低温だった日が少なかったので、今年の茶樹は老葉の落ちる量が少なかったのです。そのため、今年新たに出てくる芽の量は減少しています。
この種の乾燥して水が少なく、日照が強い天候というのは、茶葉の成長にとっては水分不足、葉面の大きさが小ぶりになる、枝や茎が短くなるという影響が出て、茶葉の全体としての産量は減少します。

この職員によると、茶葉の加工工程でもこの新しい状況に直面するので、茶農が適切に処理をしないと、茶葉に爆点が発生したり、外観が枯れて暗い色になってしまったり、茶湯に渋みが出るなどの問題が発生しやすくなります。
このため潮州市茶葉科学研究センターでは、茶農家に対し、今年の春茶の生産では新しい科学的な処理を行うように呼びかけています。

「もし、茶農家がこのような条件になったら、茶園への潅漑や水の噴霧などを強化し、茶葉の水分を増やすようにするべきです。
生葉を晒青(日光萎凋)する時はできるだけ軽くし、コンクリートの上で直接、晒青を行わないようにするとともに、強い光の下に晒すのを避けてください。
做青の時は、力の下限を少し弱め、静置の時間を少し長くし、做青の温度を下げましょう。
そのほか、殺青の時には茶葉の投入量を増やした方が良くて、水蒸気がすぐに蒸発してしまうのをコントロールしましょう」

 

今年の潮州は、やや乾燥が強い気候になっているようですね。
烏龍茶の場合、水分が多くても少なくても、なかなか製茶が難しいことになりますので、バイヤーにとっては良品の見極めが問われる年なのかもしれません。

 

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