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洞庭碧螺春、3月16日より茶摘みスタート

江蘇省の名茶・洞庭碧螺春が3月16日より茶摘みをスタートさせるそうです。
さまざまな理由により、20%程度の減産が見込まれています。

 

13日、蘇州市呉中区は記者発表会を行い、2020年の碧螺春茶の茶摘み状況を紹介しました。今年、洞庭山碧螺春茶葉大凡3月16日に茶摘みを行い発売される見込みです。病気の流行の影響を受け、今年の洞庭山碧螺春の産量は昨年よりも20%前後減少すると見込まれています。特級一等の洞庭山碧螺春の販売価格は、500gあたり5800元(人民元。以下同じ)以上になると予想されています。

中国十大名茶の1つである碧螺春茶は、呉中区の太湖のほとりにある洞庭山が原産です。毎年清明節の前には、地元の茶農家が準備を整えて茶摘み、製茶を開始します。
蘇州市呉中区の碧螺春茶業協会のスタッフによると、今年の2月中下旬の気温は例年よりも高く推移しました。温度湿度と光線なども適当な気候の条件に合致しており、碧螺春茶の品質は良くなりそうとのことです。茶摘みの時期もまた少し早くなります。

ここ数年、茶摘み人の不足がずっと難題となってきていましたが、新型コロナウイルスによる肺炎の爆発的な流行の影響により、今年のよその土地からの茶摘み人の募集はさらに困難となりました。今年、同手産碧螺春の産量は昨年よりも20%前後減少する見込みです。不足を補うために、時間に余裕のある地元の大閘蟹(訳注:いわゆる上海蟹。蘇州の陽澄湖の特産品)の生産者も茶摘みに加わる予定です。茶葉会社、茶農家と関連部門の支援の下、蟹の生産者たちには就業前の訓練を行っていて、彼らに空いた時間で茶摘み人との兼業をしてもらうことになっています。

このほか、さまざまな要素の影響により、今年の茶摘み人の管理コストが高くなったことから、特級、一級などの高級な洞庭山碧螺春茶の産量は減少し、供給が需要に追いつかない状況も出てくるかもしれません。今年の特級一等の洞庭山碧螺春の販売価格は、500gあたり5800元以上で、これは昨年の500gあたり4500元よりも1300元高くなります。2017年のブランド企業の500gあたり3000元の特一級洞庭碧螺春茶の産地価格と比較すれば、倍に近い値段になります。

 

碧螺春は、茶摘み人不足などのダメージをもろに受ける形になり、価格も高騰する見込みとのことです。
元々、原産地の範囲が狭く設定されており、良品の流通が少なかったこともあり、今年の上質な碧螺春茶の入手はかなり難しくなりそうです。

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