嗜好品は何でもそうですが、こだわり始めると生産地の細分化が行われるようになります。
プーアル茶もその傾向が出て来ていて、こだわりの強いマニア層は細かな産地まで記載されたものを好むようになってきているようです。
小产区普洱茶锁定高端客户 突出茶叶细分概念
上周日,两百多名茶友齐聚武昌,品尝来自云南省易武产的普洱茶。记者了解到,随着茶叶竞争的日趋激烈,小产区概念或将成为新的亮点。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/1111/article_175438.html
先週の日曜日、200名あまりの茶友が武昌に集まり、雲南省易武で生産されたプーアル茶を味わいました。取材に行ってみると、茶の競争が日に日に厳しさを増すにつれ、小さな産地の概念が新しい注目点になるかもしれません。
取材をしてみると、易武は雲南省西双版納州勐臘県にあり、プーアル茶の原産地である古六大茶山の核心地域で面積最大の茶区であり、歴史上の茶馬古道と普洱貢茶文化の出発点で、”香りがあり水も柔らかい”という風格を持った上質のプーアル茶を産することで著名な場所です。湖北茶葉学会・事務局長の宗慶波氏によると、”易武で作られる普洱茶は柔らかく、味も良い”のだそうです。
易武茶品評会の主催者で、祥源茶董事長の鄧増永博士は、現在、同社が打ち出している”小産地”の茶葉のコンセプトは、易武に建設した同地域内最大の茶葉加工工場で、原料協力協議に締結した重点古茶園村で生産されたものを使っているそうです。このほか、会社では祁門紅茶も、”小産地”のコンセプトで深めていっているそうです。
小産地のお茶とは何でしょうか?鄧博士の解釈によれば、これは産地の文化、産地の特色を持った一種の製品とのことです。まず、それには原産地と、茶葉の大量生産が必要だといいます。”小産地のコンセプトを打ち出すということは、プーアル茶の茶葉をより細分化するということです。小産地のお茶を消費者に味わってもらい、大衆的なプーアル茶と比べてもらうと、小産地の茶葉の品質と価格は中級~高級に位置するでしょう”と彼は言います。
中国茶は割と分類が大ざっぱなのですが、嗜好品化が進むと、こうしたお茶は増えていくものと思われます。