雲南省普洱市の寧洱県にある困鹿山でも、春茶の茶摘みが始まったそうです。
毎年3月は春茶を摘むのに最も良い季節です。先日、寧洱ハニ族イ族自治県寛宏村の困鹿山村民小組に行ってみると、茶山には生気が溢れ、茶樹は柔らかい新芽を吹き出し、茶農家たちは春茶の生長が良いうちに、急いで今年の”明前茶”を摘み取り、春茶の市場を占拠して、豊産と増収を確かなものにしています。
取材によると、困鹿山で生産される茶は香りが良くて味も良く、”普洱茶”の中で特に優れているもので、そのためかねてより献上茶の最初の選択肢になっていました。寧洱困鹿山核心区茶葉管理協会の秘書長である李趙龍氏によると「協会では古茶園の保護と利用をよく行うのとともに、規範化管理作業を強化していて、『困鹿山核心区茶葉管理弁法』を制定し、有機茶園への改良を行って、茶農家の収入に質的な向上をもたらしています。現在、有機認証を得ている茶園面積は3394畝あり、古樹茶、大樹茶、小樹茶と喬木茶の4種類があり、今年の古樹茶の価格は上昇するだろうと見込まれています」とのことです。
台地茶だけでは無く、有名な茶山でも収穫が始まっているようです。
ただ、こちらも値段は上昇傾向とのことです。