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祁門の安茶(六安茶)が人気に

最近、安徽省祁門県で作られる安茶(六安茶、老六安)の人気が上昇しているそうです。

 

祁门安茶紧俏 小箬叶“水涨船高”

箬叶,祁门俗称“箬皮”,在人们眼里,只是用来包粽子和编斗笠的。殊不知,在祁门的西南乡特别是芦溪一带它却派上大用场,成了抢手货。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/1024/article_162935.html
笹の葉、祁門では”笹の皮”と呼ばれるを使い、人々の目にはチマキか竹を用いた笠のように見えるかもしれません。実は、祁門県の西南部、特に芦渓の一帯で作られる、この品物が人気商品となっています。

祁門県には歴史的な名茶があります。”安茶”と呼ばれるこのお茶は、紅茶よりも150年ほど早くから作られた世界にも稀なお茶で、紅茶と緑茶の間に属する半発酵の緊圧茶であり、東南アジア方面では、百病を治す”聖茶”として珍重されてきました。
この茶葉の製造工程においては、笹の葉と切り離せない2つの重要な工程があります。
1つは、”装篓(装簍)”という工程で、これは新鮮な笹の葉を洗浄し、半斤あるいは1斤の空の籠の中に敷き詰め、その後で特殊な方法で蒸し上げられた熱く湿った安茶をその中に充填し、再び笹の葉で緊圧し、最後に籠をくくって炭火で焙煎します。
もう1つは”打圍”で、これは焙煎が終わったお茶の入った籠を中に入れて梱包するもので、新鮮な笹の葉で周囲を覆い、さらに竹ひごを使って底を固めて30斤前後の大きな包装にします。これによって、製品に茶、竹、笹、炭の4つの味わいを付けて、香りが鼻をくすぐるようにするだけでなく、美観を保ち、特徴を鮮明にする効果があります。
きちんと正しい方法で保存ができていれば、数十煎も淹れて飲むことができ、その色、香り、味、形は年月を経ても落ちることは無く、価格は十倍、極端な場合は数百倍になります。

調べてみると、ここ数年、祁門の安茶の生産量は年々拡大しており、新鮮な笹の葉の買い上げ価格もまた高くなっており、2006年の1斤0.5元から、現在は1斤2元前後になっています。農家の女性たちは夏や秋の空いている時間に山に入って、これらを摘み、農期で無いときでも、売って現金収入を得ることが出来ます。状況から推測すると、2005年以降、安茶を作っている工場は40万元あまりを笹の購入に使っており、郷羅村のある農民の過程では今年1ヶ月半あまり笹の葉を摘むことで、4011元の収入を得ました。

 

同じ安徽省の六安瓜片と混同しやすい安茶(六安茶)ですが、販売先は主に東南アジアで、香港、マカオなどにも流れています。
緊圧した半発酵茶で竹籠に入っており、笹にくるまれた形状をしていますが、後発酵を期待する一種の黒茶でもあるので、寝かせれば価値も上がっていくということで、人気になっているようですね。

 

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