四川省などから茶摘み開始の便りが届いていますが、他の茶産地の状況はどうでしょうか。
浙江省の記事です。
浙江省春茶开摘时间将推迟10天左右
“我省今年春茶采摘时间,跟前几年平均开茶时间比较有所推迟,可能至少推迟一个多星期。”省农业厅分管茶叶的相关负责人,昨天告诉记者。
据介绍,正是冬季以来的几场大雪,和持续较低的气温等,影响了春茶的萌芽生长。想喝新茶的老茶客可要耐心等待喽。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0221/article_157678.html
記事によると、浙江省の茶摘みは1週間程度遅れる見込みだとか。
この冬は何回か大雪があり、低温も続いていたので、春茶の発芽と生長が遅れているようです。
記事では、各産地ごとに様子を紹介しています。
まず、西湖龍井の産地では、まだ発芽もしていないようです。
平均気温10℃以上の日が10日以上連続することが、茶が芽吹く条件なのだそうですが、それを下回っているとのこと。
とはいえ、計算高い茶農は既に茶摘み人と製茶人の手配をはじめているようです。
1週間程度遅れるとすると、他の茶産地のピークとも重なってしまい、人手不足で大変なことになる、と考えているそうです。
専門家によると、暖冬の時は、3月上旬に西湖龍井を摘み始めることもあったそうですが、今年はそれはないだろうとのこと。
ただ、成長に時間がかかったことや降水量も適切だったので、今年の品質は良くなるのではないかとの見通しを述べています。
その他の産地である、台州、紹興、湖州などでも、ほとんどの茶園は動きはないようです。
省の農業関係者の話によると、温州や麗水などの南部の茶園、烏牛早などの早生品種を除けば、浙江省の大部分の春茶はまだ動いていないとのこと。
これまでの春茶の茶摘み記録では、2010年は2月10日、2011年は2月22日、2012年は2月28日となっており、今年は2月末~3月上旬が茶摘みのスタートという見通しを示しています。
例年から見ると10日あまりの遅れとなりますが、寒波の影響が大きいといいます。
ここ数年と比較すると、10日あまりの遅れとなりますが、茶樹の休眠期間がとれているので、栄養分の蓄積が豊富なので、今年の春茶の品質は期待できるとのこと。
価格の見通しですが、今年は比較的落ち着くものと見られています。ただ、一部の高級茶は若干の値段下落があるかも、とのことです。
どうやら今年は少し遅れるものの、産量の激減などもなく、価格は安定しそうですね。