気温の乱高下が起こっている日本ですが、中国の茶産地でも同じ現象があるようです。
碧螺春の産地、蘇州の様子を紹介しています。
低温逆袭,是否会伤着碧螺春?
苏州前几天的气温一个劲儿地往上蹿,最高升至30.4℃,昨天,在强冷空气的影响下,最低气温又跌到8℃以下。与去年同期连续低温不同,今年的气温像是坐上了“过山车”,是否会伤着即将上市的碧螺春茶?昨天,记者从吴中区东山镇农林服务中心了解到,碧螺春已经萌芽,虽娇嫩,但非“弱不禁风”,只要不出现0℃以下的极端天气,不会影响品质。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0311/article_158470.html
記事によると、蘇州では数日前になんと30.4度!まで気温が上昇したのだとか。
ところが昨日は強い寒気の影響で、最低気温は8度以下になったそうです。
昨年の今頃の低温続きとは違い、今年の気温は”ジェットコースター”のようなもので、こうした気温変動は碧螺春に悪影響が出るのでは?という疑問を投げかけています。
そこで記者は、専門家に話を聞きに行ったそうなのですが、結論から行くと、碧螺春は既に萌芽しており、気温が0度以下になるような極端な天気にならない限り、品質には影響しないとのこと。
ここまでのところ、今年の気候は碧螺春の成長に有利に働いているそうです。
最初の頃は水分や日照が足りており、碧螺春の芽は均等に伸びており、香りも色も悪くないとのこと。
極端な低温がなければ、7~10日後には茶摘みが出来、発売できる見込みだとか。
先週末の2日間ほどは、蘇州の気温は大きく下がったので、これが影響するかどうかですが、0度以下にならないと特に問題無いそうです。
気温の乱高下は、人体の感覚にとっては明らかなものですが、土の温度はあまり大きく変化しないので、碧螺春の茶樹への影響は軽微だそうです。
もっとも、4~7日ほど低温の日が続けば、碧螺春の茶摘み時期は少し遅れる可能性はあるとのこと。
茶摘みが始まってしまえば、気温の温度変化は、かえって農家を喜ばせるのだそうです。
というのも、茶摘みの時間は比較的短く、気温が上がれば芽や葉の成長は早くなり、高級品や中級品が少なくなります。
何日か5~6度、何日か15~16度のように交互に来てくれると、碧螺春の茶摘み期間は長くなり、結果、茶農家により多くの収入をもたらすのだそうです。
三寒四温は、なかなか身体には応えますが、お茶にとってはメリットがあるようですね。