どんな産業でも教育というのは重要ですが、中国でも教育に力を入れるのは変わらないようです。
安溪感德镇:三年培训十万茶商
http://news.t0001.com/2011/0304/article_120893.html
記事によると、安渓県感徳鎮では、茶商に対して安渓鉄観音の基礎知識や商標について知識、原産地表示保護、安渓鉄観音の品質と技術監督などの知識を盛り込んだ研修が行われたようです。
安渓県は全国各地に茶商が10万人を超え、茶荘や茶店、茶館は3万軒あまりに達します。その多くは茶農から転じたもので、より大きな茶商と対抗していくためには、研修が非常に大切だと研修の責任者の方は言っています。
安渓県では、2010年から2012年の間に、三段階に分けて県の範囲内で、ある程度の規模の茶葉企業の責任者や管理職、茶葉協会の各地の支部の責任者や茶店の経営者などに、幅広い訓練を計画しています。同時に、県の直接部門として講師を組織し、全国各地の茶葉協会支部に入り込んで、全国25の主要な茶葉市場で安渓の茶商を訓練に参加させ、国内外の茶葉マーケットの現状や茶葉生産加工技術と茶葉販売管理上の注意点などの問題を理解するのを助け、茶商としての能力を高めます。
農家からの転身組が多いだけに、教育を行っていかないと、マーケット自体が破綻する。
そういうことをきちんと理解して、色々と手を打っているようですね。