杭州の龍井茶ですが、少し広い範囲で茶摘みが始まったようです。
浙江杭州龙井茶全面开采 价格平稳品质更优
21日下午3时,记者走进杭州西湖区龙井村,一阵新茶炒制的清香扑面而来。村道两边,茶农熟练地翻炒起刚从山上摘下来的龙井新茶;茶园里,三五成群的采茶工忙得不亦乐乎。省农业厅茶叶专家表示,气温回升后,现在省内的龙井茶除了高山区和部分西湖龙井外,已进入了全面开采期。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201603/00004063.html
21日の午後3時、杭州市西湖区龍井村に行ってみると、新茶を釜で炒る清らかな香りがふわっと顔に当たります。村の道の両側では、茶農家たちが熟練の手つきで山から摘んできたばかりの龍井茶の新茶を炒っていました。茶園の中では、三々五々に茶摘み人立ちが忙しそうに、また楽しそうに茶摘みをしていました。省の農業庁の茶の専門家によると、気温が回復してから、省内の龍井茶は高山地区と一部の西湖龍井を除き、全面的な茶摘みシーズンに入りました。
3月の気温は起伏が激しく、今年の茶摘みシーズンもでこぼこになりました。浙江省農業技術普及センターの茶葉専門家である陸徳彪氏は、我が省の3月第1週は気温の上昇が早く、早熟品種の”龍井43号”などは一部の地区で少し茶摘みが始まり、茶摘みの始まる時期は例年より約10日前後早くなりました。しかし、そのあとは強い寒気の影響を受けて、芽が出てきた春茶は損害を受け、芽の出ていない春茶の生長はゆっくりになり、龍井茶の全面的な茶摘みのペースは遅くなりました。
「7日から、茶摘み人たちは続々とやってきて、私たちの家の獅峰龍井は既に全面的に発売しています」毎年のこの時期、龍井村の茶農・方おばさんは、村の道のところで、自分の家の茶葉を売りに行きますが、彼女によると、3月中旬の強い寒気は獅峰龍井にはさほど大きな影響を与えていなくて、茶の品質はむしろ高くなった、と言います。
方おばさんの言うことは、理に適っていないわけではありません。茶の専門家の話によると、適度な低温は芽や葉の生長をゆっくりにし、茶の品質はより良くなるのです。もっともそれは安吉白茶のような芽の出るのがゆっくりな品種で、これはこうした低温の天気の受益者と言えます。「単年度の産量で行けば例年よりは少し減りました。ただ、低温は害虫を殺したので、安吉白茶の品質は例年よりも良くなります」と安吉県農業局の担当責任者は言います。安吉白茶は3月20日から全面的に茶摘みに入り、今年の茶の価格は20%前後上がる見込みです。
発売の初期の価格が少し値上がりするのは普通のことで、後半には落ち着くでしょう。陸徳彪氏は、発売したばかりのお茶は量が少ないので自然と価格は高くなります。特に芽吹きの早い早春茶はそうです。しかし、今年は全体の産量は十分足りるので、茶の価格は”先が高く、後は平穏”というペースになるでしょう、と言います。
茶農家の間ではこのような諺が流行っています「雨量は心配には値しなくて、怖いのは寒の戻り」。省の気象台の予報によると、23日から23日には弱い寒気の影響を受けて、我が省の気温は少し下がる見込みで、25日の早朝、我が省の多くの地域の最低気温は4度から7度になって、山地はさらに低くなりそうです。農業気象サービスの専門家は、気温の変化は茶摘みの期間を長くすることになるので、茶農家は地元の気象部門の発表する天気予報にいつも関心を持つべきで、合理的に茶摘みの時期を手配する必要があります、と注意を呼びかけます。今週後半の高山地域の早朝の天気は低めになるため、茶農家はタイムリーな茶摘みを行って、損失を減少させる必要があります。同時に”中茶108号”、”龍井43号”などの早生品種は今回の強い寒気を受けての損害が大きく、もし凍ってしまった葉をタイムリーに摘めなければ、新芽の成長に影響が出るかもしれない、としています。
西湖龍井は、3月8日に初摘みがあったとはいえ、寒波を避けるための緊急避難的な措置でしたが、いよいよ本格的に茶摘みになったようです。
ただ、寒波の影響はまだこれからもあるようなので、清明節までは天気予報とにらめっこの日々が続きそうです。