浙江省金華市の武義県では、茶摘みの手が足りないことを心配したボランティアが、茶摘みを行ったようです。
2020年3月17日、武義県農業商業局、税務局のボランティアが王宅鎮陶宅村の茶農家の春茶の茶摘みを手伝いました。
武義県は中国有機茶の郷で、県内には10万畝あまりの茶園があり、茶は地元の農民の支柱産業となっています。春分が近づき、気温も適しているため、武義県の多くの茶園では緑の新芽が萌え出ており、このため茶摘み人の不足によって茶農家の気は休まりません。適期を逃さないよう、県の農業農村局は県内に茶摘み人の募集を出し、県の婦女連合と共青団の県委員会はボランティアをピンポイントでマッチングさせて、労働力が不足している茶農家の春茶の茶摘みを手伝っています。
人は足りているという報道と足りていないという報道が入り混じっているわけですが、おそらく全体としては足りておらず、上手く手配できたところが報道されがちなのだろうと思います。