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福建省の建盞、初めて中国茶葉博物館へ収蔵

福建省の建が中国茶葉博物館に収蔵されることになったようです。

福建建盏首登中国茶叶博物馆 助推“中国建盏城”建设

记者从福建南平市建阳区建窑建盏协会获悉,当地建盏作品近日首次被中国茶叶博物馆收藏,标志着福建省建盏制作工艺水平提升到一个新的历史高度。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201603/00003963.html

福建省南平市建陽区の建窯建盞協会への取材によると、地元の盞の作品が最近、初めて中国茶葉博物館の収蔵品に選ばれ、福建省の盞の製造技術水準がまた新たな歴史の高みに到達しました。

今回、中国茶葉博物館に入選した建盞は2つあり、南平市の無形文化遺産(建窯建盞製造技術)代表性伝承人の黄美金氏と黄文勇氏が制作したもので、中国茶葉博物館の館長・呉暁力氏から先日彼らに収蔵証書が渡されました。金美金氏の入選した作品は22cm×7.5cmの金油滴敞口大盞(写真上)で、もう1つは、黄文勇氏の制作した”星雲鉢”で13cm×7cmのものです(写真下)。両方の作品は”金油滴”の釉薬面は豪華で、美しく輝いており、新しい焼成技術を使って作られたものです。

 我が国の瓷器は白瓷、青瓷、黒瓷の三大瓷器に分かれていて、盞は黒瓷の仲間に属します。窯変によって形成される釉薬面の結晶紋には、兎毫、鷓鴣斑、銀星斑、油滴斑など多くの美しいデザインがあります。明代には生産が停止されたことにより、技術は失われました。現在の盞作品は1980年代に復刻された技術によって焼成されており、ここ数年、技術はどんどん進歩し、多くの古い盞紋が”復元”できるようになりました。また新しい焼成によって、より細やかで美しい紋様の作品ができてきており、現在では、世に残っている古代の”金油滴”盞の作品で完全無欠なものに近づいています。

南平市建陽区建窯建盞協会の責任者は、南平市は盞文化の建設と発展を重視していて、現在、市内で昔風の盞を生産している工場や工房は400軒を超え、無形文化遺産(建窯盞製造技術)代表性伝承人23名を抱えており、盞作品が中国茶葉博物館に収蔵されることは、建陽の陶業にとっての栄誉だと述べています。地元政府と盞業界は、”中国盞城”を打ち出す準備を始めており、宋代の盞文化を高揚させ、より強い盞産業を作り、盞文化を全国に広めていきます。
 

明代からは中国の製茶法が大きく変わってしまったため、一度は技術が途絶えた建盞ですが、ここへ来て産業としても注目を集め始めているようです。

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