福建省の仙游鄭宅茶が原産地保護証明を取得したそうです。
福建仙游郑宅茶获国家地理标志证明商标
日前,“仙游郑宅茶”被国家工商总局商标局核准为国家地理标志证明商标。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201605/00004606.html
先日、”仙游鄭宅茶”は国家工商総局商標局から国家地理標志証明商標に認定されました。
仙游鄭宅茶の原産地は仙游県聖泉村の鄭宅で、隋の時代に栽培が始まり、唐宋の間には鄭宅のお茶は献上品となりました。『福建農業大全』には鄭宅茶は明、清の時代の福建七大名茶の一つとされています。
21世紀に入ってから、省級農業産業化龍頭企業である福建金渓茶業有限公司によって、仙游鄭宅茶は国内外でよく売れるようになりました。現在、県内全域の茶園面積は3万畝あまりで、初期加工工場は100軒あまり、茶の総生産量は9000トンあまりで、産出金額は2億元を超えます。
聞くところによると、地理標志証明商標の製品は同種の製品価格よりも20~90%高く、特色ある農産品と伝統産業が市場を開拓する上での”金の名刺”となっています。
日本ではまったく名前も聞かないお茶ですが、原産地保護対象のお茶リストを見ると、こうしたお茶がかなり登録されています。日本で知られている中国茶というのは、上海や北京などの大都市でも流通るようなものばかりで、実にほんの一部に過ぎないということを気づかされます。