浙江省余姚市にある新石器時代の遺跡として知られる河姆渡・田螺山遺跡。
ここで、中国の茶葉栽培の歴史を3000年も更新する発見があったそうです。
浙江余姚发现我国最早种植茶树遗存
6000年前,生活在余姚田螺山一带的先民开始种植茶树,这一发现,把中国境内开始种植茶树的历史,向前推进约3000年。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201507/00001772.html
6000年前、浙江省余姚市の田螺山一帯で暮らしていた先住民が茶を植え始めていたという発見は、中国国内で茶の栽培が始まった歴史を約3000年も進めるものです。
今日、浙江省文物考古研究所、中国農業科学院茶葉研究所は杭州において、共同で発表しました。河姆渡田螺山遺跡で出土したツバキ属の樹の根っことみられるものは、ツバキ属の茶の植物のものであると認定されました。これはこれまでに我が国の国内における考古学で、最も早く人工的に栽培された茶の証拠です。
この根のあった地層を炭素14による科学的な年代測定を行い、また出土した陶器などの形状の特徴から分かったことは、この樹の根が今から6000年前のものであるということです。樹の根っこの多くは、人為的に掘られたと見られる浅い穴の中に多くがあり、これは先住民が人工的にこの樹を植えていたことの証拠になります。この他、木の根っこの形とその組織を解剖舌結果、茶の特徴的な化合物-テアニンなどの含量から総合的に鑑定した結果、この樹はツバキ属の茶の一種であることが認定されました。
続報を待つ必要がありますが、これが本当だとしたら、歴史が塗り変わる世紀の発見かもしれません。