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2015年の四川省の茶業

2015年の四川省の茶業の様子がまとめられていました。

2015年四川茶叶产量产值高速增长

2015年,四川茶叶再迎大发展年。川茶,是四川农业结构转型、提质增效的重要抓手,东明书记、昌平常委、史哈副省长先后多次对川茶产业发展作出重要批示,省政府召开川茶产业发展现场会,确定“天府龙芽”作为川茶大区域品牌,整合近3亿元资金支持茶产业发展,大力发展四川名茶。全省上下努力拼搏,取得了产量、产值高速增长的喜人成绩。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201601/00003732.html

2015年、四川省のお茶は大きな発展の年を再び迎えました。四川省の茶は、四川省の農業構造の転換と品質・経済効益向上の重要な担い手であり、王東明書記、昌平常務委員、史哈副省長は相次いで何度も四川省の茶業の発展において重要な指示を行っています。省政府は四川茶産業発展現場会を開催し、”天府龍芽”を四川省の大地域ブランドにすることとし、全部で3億元近い資金によって茶産業の発展を支持し、四川の名茶を大いに発展させようとしています。四川省内では上から下までみんな努力をした結果、生産量、産出額は急速に増加し、大変喜ばしい成績を収めました。

 

1.産量と産出額が大幅に増加

2015年の茶産業は産量が増加し、価格は安定的ながら少し上がり、農民は増収を続けていて、15年連続の増産増収となり、面積、産量、産出額はいずれも全国のトップ3に入っています。四川省農業庁の業務統計によると、2015年末の省内の茶園面積は481.55万畝で5.02%の増加となりました。総生産量は25.97万トンで11%の増加。総産出額は157億元に達し、20.77%の増加。省内の380万の茶農家の1人当たりの収入は500元近く増えました。省内の1~10月の輸出は4448トンで、132.8%の増加。輸出金額は1743万米ドルで、81.18%の増加となりました。

2.茶園の建設を標準化

1つには”1000億模範工事”などのプロジェクトを取っ掛かりに、改造と品質向上を重点とした、ブランド企業の標準化茶園が集中的に発展しました。2つ目は、機械摘みの強化と緑色防御などの技術の普及に力を入れ、省内の緑色防御面積は336.48万畝、無公害茶園の面積は354.9万畝、機械摘みの茶園面積は407万畝となりました。3つ目には、茶の品質トレーサビリティー制度の建設を推し進め、茶のトレーサビリティシステムを確立した企業と組合は100軒あまりとなり、トレーサビリティ可能な面積は8.7万畝となりました。

3.ブランドの発展と新たな飛躍

1つには省政府は”天府龍芽”を四川茶の大地域ブランドとすることを確定しました。”天府龍芽”を四川茶の地域ブランドとして確立するために、省の農業庁は『”天府龍芽”四川茶ブランド確立に向けた重点作業プラン(2015-2017)』を編纂し、3000万元の省の財政サポートを用いてブランドの建設と、四川茶の地域ブランドを広めるプロジェクトを始めました。2つ目には”第4回中国(四川)国際茶業博覧会”を開催し、四川省の茶葉会社を組織して、”西博会”、”川貨全国行”、”万企出国門”などの一連のお茶イベントを行いました。3つ目は、”蒙頂山茶”、”峨眉山茶”、”米庫山茶”と”宜賓早茶”等の地域ブランドの宣伝において突出した成果を上げ、”蒲江雀舌”、”米庫山”、”吉祥”の3つが”中国馳名商標”を獲得しました。

4.加工技術の大幅改善

1つには雅安市名山区、宜賓市筠連県などの重点龍頭企業が農産品加工地区に入り、集中的に集まって発展を促進しました。2つ目には大規模栽培者、家庭農場、専門組合の育成により力を入れ、省内の茶の専門組合の省級模範社とされたところは34社にのぼりました。”ブランド企業+組合(大規模栽培者、家庭農場)”等の経営モデルを推奨し、緊密な利益共同体を作ることで、組織化の水準を高めました。3つ目には、企業が加工工場の環境と設備の改善を進めることを推進し、新設備、新技術、新製法などの採用を促し、加工水準の上昇と、製品の品質安全を高めました。

 

省政府の大本営発表なので、割り引く必要がありますが、あまり伝えられていないことが色々書かれています。四川省の場合は、特に”機械摘みへの傾斜”、”天府龍芽ブランドへの注力(官製ブランド)”、”政府主導による業者の集約化”というあたりが注目点になりそうです。

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