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径山でも茶摘み開始

新茶前線が、徐々に緑茶の名産地にもやってきています。
杭州郊外の径山でも茶摘みが始まったようです。

 

杭州余杭径山四岭名茶厂基地开采新茶

12日一大早,来自河南的70多名采茶工来到杭州余杭区径山四岭名茶厂,当天下午就投入了紧张的新茶开采。这些采摘工大多数是新来的职工,所以每年的老规矩不改,那就是采摘前先在茶园里上一堂采摘培训课,严把茶叶质量第一关。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0314/article_158653.html
記事によると、12日朝、河南省から70名あまりの茶摘み人が杭州の余坑区径山にやってきて、その日の午後から緊張の面持ちで新茶の茶摘みを始めたそうです。
今回の茶摘み人の多くは新人だそうで、今までのしきたりを変えずに摘むための訓練を受けたそうです。

ここ数日は30度あまりの高温になっており、春茶の伸びが激しく、茶園の龍井43号、烏牛早、茂緑などの品種が植わっている400畝あまりは既に茶摘みが始まっています。昨年よりも半年早いそうです。
このあと、白茶種、鳩坑種などの品種が続いて行くそうです。

今回やってきた70名あまりの茶摘み人の他に、15日から18日にはあと500名あまりの茶摘み人が他の土地からやってきて、1800畝の茶園の茶摘みに当たるそうです。
茶園の責任者によると、今年の新茶は凍害の影響を受けておらず、茶葉の形、色、香り、味ともに昨年よりも良い。
ただ、マーケット動向のおかげで一番茶の値段は去年より低かった、と話しています。
また、茶摘み前の訓練は大変重要だ、とも話してくれました。
茶摘み人に茶葉の品質に関わる技術や意識をきちんと植え付けることをずっと重視しており、このほかに、茶葉の品質管理のための人員を茶摘みや加工の際に配置しているとのこと。
14名の品質管理監督者を配置しており、9名は茶摘みのチェックに就いているとのこと。
監督者の任務は非常に多く、1つ目には到着したばかりの茶摘み人の技術的な訓練を行うことで、茶摘み人に径山茶の摘採要求を分からせること。
2つ目には、茶園の生育状況を見て、茶摘み人を適した場所に配置すること。
3つ目は、現場で茶摘みの状況をチェックし、問題を発見するとともにそれを直させること。
4つ目は、茶葉を摘みながら人事評価をすることで、最初の不合格が出たら警告、2回目の不合格は減給、3回目の不合格なら茶葉を没収した上、給料を支払わない。こうすることで、茶摘み人の品質に対しての意識を高めます。
 

今は茶摘み人を集めるだけでも大変ですが、熟練工がほとんどいないので、現場での教育や管理もなかなか大変のようです。

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