親中政策をとる馬政権のもとで、両岸交流が活発になってきています。
そんな中、台湾の苗栗に大陸系企業が初めて進出することになったそうです。
厦门清雅源成首家进驻台湾苗栗的大陆茶企
18日,厦门与台湾大中华国际集团签订双向合作意向书,中秋前厦门清雅源茶业的“闽台红”茶叶将由大中华国际集团全线铺向台湾苗栗市场。台湾苗栗市市长邱炳坤先生表示,这是福建乃至大陆的首家茶企进驻台湾苗栗。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0619/article_158402.html
18日、厦門と台湾の大中華国際集団は双方向の提携意向書に署名し、中秋節の前に厦門の清雅源茶業の”閩台紅”茶葉に関する大中華国際集団の全ての生産ラインを台湾の苗栗市場に置くことにしました。台湾の苗栗市の市長は、今回の進出は、福建だけでなく大陸の茶葉会社が初めて台湾の苗栗に進出するものであると表明しています。
調べによると、厦門清雅源茶業有限公司と大中華国際集団は戦略的パートナーシップを結んだ関係にあります。清雅源茶業は、中秋前に台湾の大中華国際集団が提供する”閩台紅”の茶葉提供を通じて、台湾の苗栗市場に参入します。苗栗を通じて、台湾全土に第一期は10万斤近くを提供する計画です。同時に、清雅源茶業は台湾の大中華国際集団を通じて、数万斤の東方美人茶を購入します。厦門清雅源茶業と台湾大中華国際集団の双方が協力する茶葉は、SGC認証をとっており、相互に検査を行うことで、両岸でこのシリーズを広く販売していきます。
苗栗市の市長は、大陸の消費パワーは本当に驚くべきもので、両岸の茶葉市場がゼロ関税を実現したのち、大陸方面からの予約がどんどん伸びています。苗栗では、1斤約28万元(新台幣)もするような最高級の東方美人茶を産しており、半数以上は大陸に向けて販売されています。そして、さらにより多くの産量がある、中級の東方美人茶は、既に半数以上が大陸へ向けて販売されています。このため、市長は清雅源が輸入する東方美人茶は、大陸市場で必ず成功すると認識しているそうです。
厦門清雅源茶業の会長は、台湾の苗栗市場に対して自信満々です。彼によると、ここ数年台湾では紅茶ブームが有り、大陸の紅茶は台湾で大変歓迎されている。清雅源で生産している”閩台紅”は大陸の武夷山桐木関の最高級正山小種と苗栗の東方美人茶の組み合わせで、贈答品として2つの缶からなります。1つの缶は台湾の苗栗の東方美人茶で、もう一缶は武夷山桐木関の正山小種です。
調べによると、台湾苗栗の東方美人茶は台湾鹿谷郷農会の凍頂烏龍茶と清雅源茶業の提携の後に続くもので、両岸茶業のさらなる協力であると市長は表明しており、苗栗市は全力で清雅源を支持し、両岸の茶業の共同発展を支持するとしています。
記事中、かなりの数の東方美人が既に大陸に流れている記述があります。
東方美人の値段の高止まり感に大陸マネーの影を感じていたのですが、やはりそうか、という感じがします。
ただ、今回の進出で大陸の会社のお茶が、台湾でたくさん買われるようになるかというと・・・それは、現実的では無いでしょう。
関税がゼロになったために、台湾からの逆輸入で付加価値を付けて(大陸でも台湾産は評価が高い)、大陸で拡販する狙いなのではと思います。