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洞庭碧螺春茶、3月16日より本格発売の見込み

洞庭碧螺春茶の茶摘みと発売について、地元政府からの公式発表があったようです。

 

今日(3月10日)の午後、呉中区は2022洞庭(山)碧螺春茶記者会見を開催しました。この会では主に今年の洞庭碧螺春茶の発売時期、産量と予定価格が発表されました。

もっとも注目すべき3つの重要な情報を見てみましょう!

まとまった量の発売時期:3月16日

今年発表された洞庭碧螺春茶の発売時期は昨年とほぼ同じで、3月12日から少量の茶摘みと発売が始まり、3月16日前後にまとまった量が発売される見込みです。

今年の2月は蘇州の気温は全体に低く推移しましたが、3月に入ってから、気温は上昇し、太陽の光も十分で、暖かさが戻ってきて、茶樹が芽吹くのには向いている条件が揃ったので、発売時期はほんの少し遅れますが、それでもあまり遅くはなりません。

産量:去年よりは少し増加

記者会見では今年の洞庭山碧螺春茶の産量は去年よりも少し増加すると見込んでいて、それは今年の3月下旬は天気予報では晴天が多いことに関係があります。

天気予報によると、3月中下旬の洞庭東西山の気温は基本的に16~20℃前後で、降水量は60~80mm前後、天気は晴れが主で、これは茶樹の萌芽と茶の生葉の摘み取りに適しています。

価格:10%前後の値上がり幅

記者会見では、今年の洞庭山碧螺春茶の発売価格は昨年よりも少し上がり、特一級の洞庭碧螺春茶の産地平均価格は1斤あたり7500元以上と見込まれています。しかし、あるブランドの最高級品洞庭山碧螺春茶の販売価格は1斤20000元以上と見積もられています。

特一級の洞庭碧螺春の予定価格を例にとると、この価格は10%近く昨年よりも値上がりしています(2021年の特一級洞庭碧螺春茶の予定価格は1斤6800元でした)。

最近5年の公式発表された予定価格を見ると、洞庭碧螺春茶の価格は年々高くなっています。

その原因は、1つは栽培コスト、人件費コストの増加にあります。もう一つは、社会の需要が拡大しているのに、毎年の洞庭碧螺春茶の産量は有限であるということです。このほか、今年はさらに、”洞庭山碧螺春茶”地理標志の使用規範を強化するために、統一した専用標志を用いることの他にQRコードのスクラッチが加わったことで、洞庭碧螺春茶の専用標志の普及と使用が広まったこともあります。

 

洞庭山碧螺春茶は昨年とほぼ同じ時期に茶摘みが始まるようです。
しかし、確実にお値段は高騰してきているようなので、なかなか悩ましいですね・・・
2017年の2.5倍となるとかなり厳しいものがあります。

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