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”水城春”、2021年の早春茶発売記者発表会と茶摘み式を開催

貴州省六盤水市にある水城区では、2021年の早春茶の茶摘みを始めたそうです。

 

1月20日、”水城春”2021年早春茶発売記者会見と開園茶摘み式が開催されました。水城区南部園区の宏景茶葉基地では、茶樹が整然と並び、茶葉も黄緑と明るいものと暗いものが入り混じっていて、数十名あまりの茶摘み人が最初の”水城春”早春茶を摘んでいました。
”基地は2010年に500畝あまりの茶葉を植えたもので、主に烏牛早品種が主で、水城春早春茶の主要産地の一つになっています。今日、茶摘みに来た人員は30人あまりで、60斤の早春茶の生葉を摘み、15斤の乾燥茶に加工する予定です”と順場郷洪順合作社の茶園で茶摘みをしているところで、責任者の向大家さんが状況を説明してくれました。

早春茶は、茶園が早春になると暖かくなるのが早く、茶葉の萌芽が早くて、柔らかさの持続性も良く、茶湯の味に厚みがあり、甘く爽やかで、茶に香りがあります。江蘇省や浙江省などの茶園はまだ寒い冬ですが、水城の茶園は既に春の訪れがあります。そこで、早春茶は一般に旧暦の師走のうちに発売を始めて、それをのむことで、春がやって来るのです!

水城区は高海抜、低緯度、日照が少なく、雲が多くて、原生態の気候のメリットがあり、水城春茶には”生態”、”富硒(セレンが多い)”、”有機”、”清潔”という優秀な品質がもたらされています。”水城春”はその茶芽が太くて、色が翠緑で、葉質が柔らかく、香りにフレッシュさがあり、味わいに滑らかさがあるという特徴から、貴州緑茶の”十大ブランド”に選ばれていて、第4回アジア太平洋品評会で”国際金賞”を受賞しました。

取材によると、六盤水市水城区には現在10.02万畝の茶園があり、そのうち摘採可能面積は6.5万畝、中心産地は主に龍場郷、順場郷、新街郷、楊梅郷など11の郷鎮の35の行政村にあります。龍場、順場、楊梅には整備され、優良化された茶葉技術模範点が3カ所有り、万畝茶郷は3つにまで拡大し、万畝茶村は2カ所と、産業規模は徐々に大きくなっていて、産業的な強みは日増しに明らかになってきています。

統計によると、2020年水城区では全部で394.11トンの生葉が収穫され、91.65トンの茶に加工され、産出額は1.01億元で、販売額は7011.39万元に達します。農家は7351戸28444人に及び、そのうち貧困世帯は2006戸6848人で、季節性の雇用をのべ3万人あまり、長期的な雇用を300人あまり提供していて、一人当たりの平均増収額は1600元以上になります。
現在、水城区は高品質な成長と農業現代化成長の道を歩んでおり、清潔なお茶の基準を遵守して、”1畝あたりの平均収入1万元以上”の生態清潔茶園を作っています。続いて、茶葉の買い上げと加工、販売活動に取り組んでおり、2021年には茶の生葉を530トン買い上げ、120トン以上の茶を生産することを目指しています。そのうち、早春茶の買い付けは0.2トン、明前茶は15トン、古樹茶は0.5トン、EUの農薬基準に適合できる茶葉の産量は5トンに達し、販売収入7500万元以上、産出額1.2億元を目指しています。

 

春節商戦をにらんだ”早春茶”の出荷のようです。
「新茶で新年を迎えたい」という消費者心理と温暖な気候を活かせるこの土地ならではの気候条件が重なった商品ということだと思います。

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