祁門紅茶の業界イベントが江蘇省の南京市で開催されたそうです。
”祁門紅茶”は世界三大高香紅茶の1つです。祁門紅茶の公共ブランドの建設を促し、祁門紅茶産業の振興を図るため、1月9日、安徽省祁門県人民政府が主催し、安徽茶紅天下股份有限公司が受託した第2回祁門紅茶大会と天下創冨サミットが南京で開催されました。
会議の冒頭、中国共産党祁門県委員会副書記の田雨潤氏が歓迎の挨拶をしました。彼は祁門紅茶の発展に関心と注目をしており、関係者に感謝を表明し、さらに祁門紅茶の伝承者の一人一人が、皆の期待を背負い、一緒に肩を組んで戦い、誠心誠意団結して、市場へ勇敢に立ち向かっていくことを希望すると表明しました。田雨潤氏はまた、各界の有識者の方に歓迎の意を表し、祁門紅茶を知り、祁門紅茶を尋ねていただきたいと述べました。
続いて、黄山市人民政府副市長の張正竹氏、全国人民大会代表で安徽農業科学院副院長の趙皖平氏、安徽省茶葉集団公司董事長で安徽茶業界協会会長の王伝友氏がそれぞれ挨拶を述べました。
祁門紅茶はかつて輝かしいものであり、それは財産であり、責任でもあります。祁門紅茶の精神を高揚し、祁門紅茶文化を伝承するという使命は、第2回国際祁門紅茶大会での式典の後に、安徽省祁門県人民政府は11名の堂氏たちを祁門紅茶アンバサダーに任命し、彼らにその使命を負いつつづけてもらうことを望みました。これによって、さらに祁門紅茶のイメージを樹立し、祁門紅茶の雰囲気を明示し、祁門紅茶の勃興と発展を助けるのです!このあと、祁門県祁門紅茶産業発展局局長の範典蒼氏が祁門紅茶高品質発展宣言を宣誓しました。
会議の期間中、茶紅天下股份有限公司の董事長である梅国文氏は”国茶祁紅 茶紅天下”のブランドストーリーと一部の茶製品を皆に紹介し、茶紅天下が祁門紅茶を集大成するものとしてのブランドの使命と責任を体現し、参加した人々に対して、茶紅天下が祁門紅茶をさらに高次元へと高める発展戦略があることについて深い理解を促しました。これによって祁門紅茶の全盛期が再び現れるようになるための明確な方向となるでしょう。
地元政府が後押しをし地元のリーディングカンパニー(いわゆる龍頭企業)の一社を持ち上げる感じのイベントだったようです。
最近の中国では、この手の会社を設定して、そこに補助金などを投下する方法が流行していて、アンバサダー制度なども若い人に人気の”網紅”を起用したりしているようです。
まずはお茶の名前を知ってもらうところから、という点からすると、こういう手もありなのかもしれません。