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湖南省常徳市の武陵紅

湖南省常徳市が”武陵紅”という紅茶のプロモーションイベントを開催したそうです。

湖南常德精心焙制红茶“武陵红”

5月底,由中国茶叶流通协会和常德市政府联合主办的中国·常德首届红茶文化节暨“武陵红”品牌推介会在常德举行。来自全国各地的茶专家、商家齐聚常德,赏武陵茶园,品武陵红茶。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201606/00004793.html

5月末、中国茶葉流通協会と承徳市政府が共同で主催した中国・常徳第1回紅茶文化節と”武陵紅”ブランドの推薦紹介会が常徳で開催されました。全国各地から茶の専門家、バイヤーが常徳に集まり、武陵の茶園を見て、武陵紅茶を味わいました。

常徳は昔の名を武陵といい、業界で知られている名茶を産するゴールデンベルトである北緯30度にあり、我が省でも重要な名優茶の産地です。歴史上、常徳の茶貿易は発達し、明や清の時代の武陵紅茶の輸出量は、当時の全国の紅茶輸出総量の40%を占めていました。ここ数年、常徳の茶産業は急速に発展し、石門銀峰、桃源大葉茶、澧县双上緑芽の3大県域ブランドを立ち上げました。昨年、常徳市で新たに増えた茶園は1.5万畝で、年間で加工販売される各種類のお茶は3万トンあまりで、安定的な生産と増収という良い勢いを示しています。

さらに茶業を振興するために、常徳市は昨年、”紅茶をブレイクさせ、緑茶を底上げし、黒茶を安定化させる。茶製品の多元化”成長構想を文章で示し、提出しました。同時に、ブランドの統合を推し進めて、県内の各茶類、各品種、各層の茶葉を1つのブランドの下に集約し、高級、中級、低級の適切なラインナップと、緑茶、紅茶、黒茶と機能性茶製品が緊密に結びついた茶の製品ラインナップを整えました。今年、常徳農投公司は有力な企業を統合し、湖南武陵秀峰茶業公司を設立し、紅茶市場に狙いを定めて、”武陵紅”を常徳市の紅茶の地域公共ブランドとして発売しました。計画によれば、2017年には全市で茶の年間総合産出額を50億元にし、2020年には100億元にすることを目指します。

”武陵紅”は常徳の紅茶地域公共ブランドとして、桃源大葉、石門高山茶などの優れたお茶をベースにしています。中国茶葉流通協会名茶専業委員会は専門家を組織して、現場で品評を行い、このお茶には”金紅の水色、花果の香り、甘い香りの味”など、明確な特徴があるということで認識が一致しました。取材によると、”武陵紅”の花果香の伝統技術を固定して標準化するため、省の茶葉研究所は既にハイテクの分子分析技術を適用し、”武陵紅”の自然な”花果香”を確定しました。

 

小さなブランドが沢山あると、一気に売り出していくのが難しいため、このように、地域の名茶をまとめて官製ブランドにしていく動きが進んでいるようです。
売る側からするとマーケティングがしやすくなる、買い手も混乱しなくて済むという利点はあります。が、負の面を見れば、地域で細々と作られてきた優れた名茶が消えることにも繋がるわけで、なかなか素直には喜べない傾向です。

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