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浙江省の春茶、一通り出揃う

浙江省の主要な春茶がほぼ出揃ったようです。

日前,记者从省农业农村厅获悉,截止3月27日,我省春茶已经全线开采。受1月份气温均比同期偏高,1月份至3月上旬持续阴雨寡照天气,降水天数偏多15日、降水量增加七成等特殊气候影响,今年我省春茶于2月1日在永嘉比上年提前十余天开采,但之后在全省缓慢推进,最北部的安吉白茶3月27日开采,比去年晚1天,目前浙江春茶已进入采摘旺季。

先日、浙江省農業農村庁への取材によると、3月27日迄に我が省の春茶は既に全面的に茶摘みが始まっています。1月の気温が例年よりも高く推移し、1月と3月上旬には持続的な雨と日照の少ない天候が続き、降水が15日にもおよび、降水量が7割も増加したという特殊な気候の影響で、今年、我が省の春茶は永嘉県で例年よりも10日あまり早い2月1日に摘まれましたが、そのあとの省内の推移は緩やかになり、最北部の安吉白茶は3月27日茶摘みをし始め、これは昨年よりも1日遅いもので、現在、浙江省の春茶は既に茶摘みのピークシーズンに入っています。

取材によると、今年の早春の生産は平年よりもやや少なく、3月下旬以降の産量が大幅に増加しています。
統計によれば、3月25日迄に、省内の茶園の54%の165.6万畝の茶園は茶摘みを始めており、茶摘みの開始率は例年とほぼ同じで、既に収穫された春茶の産量、産出額は8831トン、39.86億元で、昨年比でそれぞれ19.3%、55.0%の増加となりました。そのうち、産量が最大の麗水地区では、産量と産出額は昨年比の1.5倍近くに増加しており、価格が最高の湖州産区では、産量が5.3倍に増加し、産出額は2.4倍に増加しています。

今年の春茶の品質:前半は平年並み、後半はより良く

2月は雨の天気が比較的多く、茶葉の品質は相対的にやや薄くなっています。3月以降は天気が晴れに転じ、気候が茶樹の成長に十分適していたため、茶葉の色沢、香気と滋味などの要素で比較すると、品質は例年よりも少し高まっています。現在、省内の大部分の茶葉の販売は比較的順調ではありますが、価格は昨年よりも横ばいからやや低くなっています。3月25日迄に、龍井茶の取引が主となる新昌中国茶市場の累計取引総量は2211トン、取引額は16.32億元で、昨年比で1.6%の増加と0.1%の減少となり、平均価格は1.7%下落しました。周辺の省にも広がる浙南茶葉市場の取引額は2945万トンで、そのうちの半分の茶葉は省外産で、昨年比で55.7%の増加となり、取引額は12.05億元で、昨年比で33.9%の増加となりましたが、平均価格は14.0%下落しました。

 

安吉白茶が3月27日にスタートして、3月中に浙江省の主な緑茶はシーズンインしたようです。
品質は思いのほか悪くはないようですが、若干平均価格が下がっているのが気がかりではあります。

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