武夷山のお茶は特別だと言われてきたのですが、具体的にどこがどう特別なのかを研究するプロジェクトが始まったようです。
武夷山茶产地生态地质背景调查启动
“武夷岩茶”为何质量上乘?武夷“大红袍”何以如此金贵?福建省煤田地质局日前启动的“武夷山市茶产地生态地质背景与岩茶品质关系评价”项目,将为大家一一揭开谜底。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201609/00005355.html
”武夷岩茶”はどうして品質が最上なのでしょうか?武夷”大紅袍”はどうしてこのように貴重なのでしょうか?福建省煤田地質局は先日、”武夷山市茶産地の生態地質のバックグラウンドと岩茶の品質の関係性評価”プロジェクトをスタートさせ、みなさんに一つ一つこの謎を明かしてくれるでしょう。
茶業は武夷山市の支柱産業の1つで、武夷山市は産業発展の生命線と捉え、茶の品質を維持してきました。しかし、同じような品種でも地理的に異なる場所では、品質、風味の上では、幾ばくかの差が存在します。武夷山茶の産地の生態地質のバックグラウンドと岩茶の品質の間の関係を解き明かすために、福建省国土資源庁はこのプロジェクトの実施を認可しました。このプロジェクトの経費は90万元で、2017年7月には完了する見込みです。
取材によると、これは福建省公益的地質調査と戦略的鉱物調査プロジェクトで、”福建省武夷山市茶産業土地品質と生態地質環境調査”の成果を主に活用し、地球化学の角度から、武夷岩茶の品質と土壌の地球化学性質の間の関係を研究するもので、武夷山の重要な品種である岩茶産地の生態環境の状況と対比して分析することで、当地の岩茶品質が生まれる影響を評価します。すなわち、武夷山地区の重要品種である岩茶産地の気候、地形地貌、土壌、水質などの面から調査分析を行うことで、生態環境の状況と岩茶の品質の間に内在する関係を明らかにし、武夷岩茶の原産地保護などの基礎を確定するためのものです。
聞くところによると、プロジェクトの実施にあたっては、地質科学の技術者は学科間の間に入り込み、研究する上での単一学科のみの限界を克服するでしょうし、総合研究を主とし、現地の調査を補うことで、調査サンプルの採取、サンプルのテスト、総合研究、製図、系統的な評価などの行程を経ながら研究を進めていきます。
武夷山の品種を他の土地に持って行って育てても、武夷山と同じようにはならないのはよく知られていることです。が、その原因が気候なのか、土壌なのか、水質なのか、またそれぞれどのような物質が影響を与えているのか?という点は、まだ明らかになっていないため、非常にうやむやな説明に終始しているのが実情です。
この研究は来年7月には完了する見込みとのことですので、結果はぜひ知りたいところです。