茶業とITというとかなり縁遠いような気がします。
が、安渓の茶農家では、ケータイやスマホの情報サービスを有効活用をしており、いまや「新茶経」となっているようです。
信息服务一条龙,安溪茶农念起“新茶经”
“茶事信息”成为安溪茶农方木贵的“贴身好帮手”
茶农手机里有了一个“农技专家”;农药举报平台有力杜绝了假药劣药;天气预警短信为茶园防灾争取了更多时间;茶行业网站既塑造了铁观音地方品牌,又让茶企跨入了电子商务蓝海……在安溪,中国移动福建公司结合当地茶产业特色,发挥信息化技术优势,创新信息应用、拓宽信息渠道、打造电子商务平台,建立起了一套从种植、供销到品牌建设的信息化服务体系,使铁观音之乡迈上了信息高速公路。
記事によると、チャイナモバイルと安渓県の商工業部門が連携して、茶農家向けの情報サービス「茶事信息」を始めており、これを活用する農家が出てきたとのこと。
まず、茶業には欠かせない天気の情報。
3日間先までの湿度と温度など、きめの細かい情報を携帯電話のショートメッセージで送ってくれるサービスがあるそうです。
茶摘み前の水分量はお茶の品質に大きな影響を与えるので、大変有効な情報となっているようです。
テレビやラジオと違い、電話なら茶畑の中でも、いつも手元にありますからね。
中国ならではのものとしては、農薬と肥料についての情報提供サービスがあります。
使おうとしている農薬が違法なものではないかどうかを調べることができ、またニセ農薬などを発見したら、すぐに匿名で通報することができるそうです。
質の悪い農薬で痛い目にあった農民からは歓迎の声があげられています。
このほか、お茶の栽培技術などについての情報も蓄積されており、簡単に見ることができるそうです。
今後はさらに情報を充実させ、電子商取引などもできるようにしたいとのこと。
どこにでもいそうな中国の農家のおじさんがスマホを持っている姿は、やや違和感がありますね(^^;)
農家に対しての教育というのがなかなか行き届かない中で、こうした情報サービスを政府と民間で推し進めるというのは農家の知識レベル底上げの一つの方法なのかもしれません。