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内モンゴルの現代のお茶事情

日本で得られる中国のお茶事情は、得てしてステレオタイプになりがちです。
例えば、内モンゴルの人々はどのようなお茶を飲んでいるのでしょうか?
伝統的にはミルクティーを飲む人々のように思えるのですが、最近はライフスタイルや物流事情の変化もあり、その市場は多元化してきているといいます。

 

内蒙古茶叶市场逐渐向多元化消费转变

鳳牌紅茶のブースは非常に活気があります

湖北青磚の出展団体による”湖北青磚茶 内モンゴルヘルシーツアー”のプロモーション活動

内蒙古呼和浩特,塞外青城,世界乳都。内蒙古由于面积狭长,一般被划分为东部、中部、西部。赤峰市、通辽市、兴安盟、呼伦贝尔市划分为内蒙古东部地区,历史上曾属于东北地区,方言接近东北话;呼和浩特市、乌兰察布市、锡林郭勒盟为内蒙古中部地区,与我国华北地区习俗相近。包头市、鄂尔多斯市、乌海市、巴彦淖尔市、阿拉善盟属于内蒙古西北地区。这些地区的饮茶习俗大多方面是相近的,以喝奶茶为主。但随着牧民的逐渐减少和城市化进程的加快,内蒙古茶叶市场从过去以青砖茶消费为主逐渐向多元化消费转变。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201609/00005319.html

内モンゴルのフフホトは、万里の長城の外の青城で、世界の乳都です。内モンゴルは面積が狭くて長いため、一般には東部、中部、西部に分けられます。赤峰市、通遼市、ヒンガン盟、フルンボイル市は内モンゴル東部とされ、歴史上はかつて東北地区に属しており、方言も東北語に近いです。フフホト市、ウランチャブ市、シリンゴル盟は内モンゴル中部地区とされ、我が国の河北地区と習俗が近いです。包頭市、オルドス市、烏海市、バヤンノール市、アルシャー盟は内モンゴル西北地区に属します。この地区の喫茶の習俗は大体近くて、ミルクティーを飲むのが主です。しかし、遊牧民が徐々に減少し、都市化の進展が加速しているため、内モンゴルの茶葉市場はかつての青磚茶の消費が主だったものから、徐々に多元化した消費へと変わってきています。

 

<青磚茶は依然として中高年やレストランで人気です>

内モンゴルにおけるミルクティーの歴史は古く、モンゴル族の人々に喜ばれてきました。ある程度の年齢以上の年輩の人たちはミルクティーを飲んで育ったため、今でも昔のようなミルクティーを好み、家では毎日ミルクティーを煮る習慣があります。歴史的に、モンゴル族のミルクティーの正統な材料はずっと湖北青磚、生のミルク、塩でした。そのうち、湖北趙李橋茶廠の生産する”川”字ブランドの青磚茶は内モンゴルの遊牧民たちからもっともミルクティーに向いたお茶だとして広く知られています。今では、浙江省寧波、新昌などにある一部の企業が青磚茶を生産し、内モンゴルで売られています。価格は”川”字ブランドの青磚より安いのですが、ミルクティーを飲みつけてきた人に言わせれば、味は湖北青磚に遙かに及ばないと言います。このほか、内モンゴルの多くのレストランやホテルでは、どこの無料でミルクティーを提供しています。内モンゴルの茶葉の取扱業者によれば、経営的なコストに限りがあるので、往々にして無料のミルクティーには、このような価格の安い浙江省で生産された青磚が選ばれるそうです。

 

<ジャスミン茶、緑茶、鉄観音が販売の主力>

フフホトの久久街茶葉市場への調査と内モンゴル茶博会への取材によれば、一般の市民は昔ながらの量り売りのお茶を購入し、その価格は1斤100~200元の間のジャスミン茶がもっともよく売れていました。緑茶の中でも、市民は龍井、安吉白茶に対しては比較的認知度があって、さらに市民たちは、価格が1斤200~300件のお茶は受け入れられているようでした。しかし、消費者はこれらのお茶の名前と形を知っているに過ぎなくて、本当の原産地のお茶かどうかなどの概念は、まだ比較的認識が薄いようです。ここ数年、鉄観音の市場は不景気となっていて、多くの店は既に他のお茶に切り替えてしまいました。しかし、内モンゴルにおいて、鉄観音の市場は未だに一定のシェアを有しており、一般の市民がお茶を買いたいと思う積極性は比較的に高くて、球形で締まったお茶であれば鉄観音だという認識がありますが、鉄観音がどこで生産されるかなどの基本知識については、まだあまり理解されていません。

 

<プーアル熟茶は比較的受け入れられているが、生茶はまだ認知されていない>

プーアル茶は2005年からブームが北上をし始め、内モンゴルの茶葉市場にもまた”侵入”しました。内モンゴルの庶民もまたプーアル茶は聞いたことがありますが、大部分の消費者が習慣的に飲むのはプーアル熟茶であり、ほんの一部のプーアル茶熱にうかされた人々だけが生茶に興味を持っています。内モンゴルの消費者は黒茶を飲む習慣があるので、味わいの面からプーアル熟茶は容易に受け入れやすいと言え、多くのミルクティーを愛飲する消費者もまたプーアル茶を青磚茶の代わりに使ってミルクティーを煮るようになって来はじめています。取材中に気づいたこととしては、全体の販売状況から見ると、内モンゴルの一般の消費者は1枚1、2百元のプーアル茶は自分で飲むために受け入れられますが、ミルクティーとして煮出すプーアル茶は1枚数十元のものを選んで使うということです。

 

<茶文化の気風はまだこれから>

内モンゴルの1人当たりの喫茶量は全国各省、市、自治区の中で低くはありません。しかし、長い間にわたりミルクティーを飲用してきたことから、茶文化という面ではあまり重視はされていなくて、様々なお茶の知識や喫茶が健康に良いことなどについて知っている人は比較的少なく、これらについては地元の茶文化伝播を担う人が努力されることを待たねばなりません。大小様々な茶博会が全国の、一、二、三線都市で開催されていますが、内モンゴルにおいては全体でも、省会都市であるフフホトで毎年1回の茶博会があるだけで、今年は第4回です。地元の茶の愛好家たちは、連続して開催された4回の茶博会は内モンゴルの茶文化の気風を推進する作用があったと言っています。今回の茶博会では30年近い茶文化の普及と訓練を行っている内モンゴル天一茶業有限公司が全国第三回茶藝職業技能コンテスト内モンゴル地区予選のイベントを請け負い、さらに内モンゴル地区で初めての茶藝コンテストのイベントとなっています。取材によれば、全体の茶藝のレベルは全国と比べるとまだかなり差がありますが、しかし専門家によるチームの3つのプログラムは、目新しさや特徴という点から見ても、全国レベルで評価されるべきものでした。

今回のコンテストは、内モンゴル全体の茶文化の気風を大いに高めることになるでしょう。内モンゴルの茶葉市場は我が国が開墾を待っている処女地の1つであり、市場の潜在能力は大変に大きく、内モンゴルの茶葉市場に参入しようとする業者には長期にわたって普及を行う準備をすることが必要ですが、同時に業者は内モンゴルの消費者の忠誠度は比較的高く、一旦あなたのお茶を受け入れたなら、一般にはなかなか”目移りしない”ということも知っておくべきでしょう。

 

内モンゴルの茶葉のマーケットの状況でした。ミルクティーで育った人たちが多いことは事実のようですが、都市化が進むなどして急速に街の人々のライフスタイルは変わってきていて、それとともに飲まれるお茶も変化してきているようです。
なによりも、お茶のイベントが地元の茶文化にもたらす影響は大きいようで、お茶を知り、味わう”場”があるというのは、地元の消費者に与えるインパクトが大きいようです。

 

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