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安吉白茶、3月27日より茶摘み開始

今年の安吉白茶の茶摘み日がハッキリしてきたようです。

浙江安吉17万亩白茶将于27日开采

度过了3月初的连绵阴雨,近期气温持续升高,记者从市农业局获悉,根据茶树的生物学特性和茶园实地察看,目前安吉山上茶树部分已抽芽,若未来一段时间气温依然持续走高,预计今年安吉白茶的将在3月27日开采。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201503/00000483.html

3月初めの曇りや雨続きを過ぎ、最近の気温はずっと高くなってきています。市の農業局へ取材したところ、茶樹の生物学的特性と、茶園の実地調査から見るに、現在、安吉の山の茶樹の一部は既に萌芽が始まっており、今後もしばらくこの気温が高いままで続くようであれば、今年の安吉白茶は3月27日に茶摘みが始まるとのことです。

現在、安吉県の白茶の栽培面積は17万畝に達し、栽培農家は15800戸あまり、茶の加工企業は350社(そのうち工商登録をしているのは200社)で、茶の専門組合は31組合で、安吉白茶の産業に従事する人は20万人あまりとなっています。2014年、安吉白茶の産量は1800トン、産出額は20.16億元に達し、これだけに限っても安吉全県の農民一人当たりの収入を5800元あまり押し上げています。
安吉白茶は、原産地証明商標、原産地域製品保護、浙江省十大名茶(2回連続)、浙江省改革開放三十年農業創業創新十大模範、中国最優秀競争力地理標志ブランド、中国馳名商標、中国名ブランド農産品、などを相次いで獲得しています。安吉白茶は上海万博オフィシャルギフトになり、5年連続で全国茶類公共ブランドのベスト10に入っています。

昨年の冬以降、天候は基本的に晴れていて、安吉の茶農家は茶園での病虫害予防や、有機肥料の施肥などを行うなど、安吉の茶園はシステム的な管理が行われており、加えて3月初めの気温低下は、病虫害の予防にも有効に機能し、ある茶の専門家によると、今年の安吉白茶の品質は向上すると考えていて、今年の新茶が摘み始まった後、天候が正常でありさえすれば、日照も足りているので、品質も良く産量も多くなりそうなので、安心して新茶が飲めるでしょう、といいます。

ここ数年、安吉県委員会、県政府は安吉白茶の品質のコントロールをどんどん厳しくしていて、”茶業で民を富ませる”を成長戦略にしていて、安吉白茶の原産地に精強な17万畝の茶園を作ってきました。昨年、安吉は「原産地安吉白茶茶園の保護地域に関する通知」を発表し、14万畝の安吉白茶の茶園を保護区に組み入れ、永久保護区、中心保護区と重点保護区に分け、クラスごとの保護を行うようにしました。これは安吉白茶の茶園の保護と管理を強めるもので、これによって、安吉白茶の生産と品質の維持に、大きな影響をもたらすとしています。
例年通り、少し遅れて安吉白茶の季節となりました。
産地の保護を徹底するなど、安吉県はこのお茶の産業としての地盤を着々と固めてきているようですね。

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