信陽毛尖の産地である河南省信陽市光山県でも茶摘みが始まっているようです。
先日、信陽市光山県の春茶茶摘み式が白雀園鎮の大尖山生態茶葉基地で開催されました。ここの二千畝あまりの茶樹は新芽を吹き出し、茶摘みシーズンに入り、これにより光山県の各地の茶園では全面的に茶摘みの幕が切って落とされました。
折り重なるような茶山には、満開の桃の花がところどころに咲き、柔らかい緑の芽葉が春風にそよいで、ことのほか人々に愛されています。千名近くの茶農家がその中にいて、今年初めての春茶を忙しそうに摘み、緑豊かな山には茶摘みの賑わいの風景が見られます。
取材によると、光山県の茶の栽培の歴史は古く、県内全域の茶園面積は25万畝近くあり、信陽市で第三位です。産出額は13.02億元に達し、その茶葉の産量と産出額は河南省の上位に位置するだけで無く、茶葉の品質も折り紙付きで、”全国重点産茶県”であり”全国百強産茶県”でもあります。
近年、光山県委員会、県政府は、”茶”による地域振興を図っており、県内には165社の茶葉加工企業、600あまりの茶葉加工工場があり、四季香、杏山春などの龍頭企業も出現していて、地元の”小さな茶葉”を”大産業へ”というモデルチェンジを推進しています。
河南省は茶産地の中では高緯度の方ですが、早くも新茶のシーズンに入ったそうです。
やはり今年は少し早めに推移しているかもしれません。