上海市茶業協会の発表する春茶動向ですが、状況が更新されているようです。
春茶本周大规模开采 新茶量增价不增
记者昨天从上海市茶叶行业协会获悉,针对浙江、安徽、江苏等春茶主要产茶区的调查显示,近期气温比较平稳,有利于春茶生长,预计本周将迎来大规模的春茶开采。由于产茶区总体规模扩大,今年春茶上市总量将有增无减,加之不少企业积极拓展中低档茶市场,定价也会更加亲民。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201503/00000430.html
昨日、上海市茶業協会への取材によると、浙江省、安徽省、江蘇省などの春茶の主要な産地に対しての調査によれば、ここのところの気温は比較的安定していて、春茶の生産には有利に働いており、今週には大規模な春茶の茶摘みができそうだとのことです。茶産地の全体的な規模が拡大しているので、今年の春茶の初倍量は増えることはあっても減ることは無く、さらに多くの会社が積極的に中低級茶の市場開拓に乗り出しているので、定価はより庶民的になるものと見られています。
上海市茶業協会の話では、現在、上海市場では既に新茶の販売が行われていますが、主な品目としては烏牛早、雲南毛峰、四川省の竹葉青などの種類で、西湖龍井など庶民がよく知っている春茶ではありません。市内の大きな茶葉市場では、これらの種類は50gの販売価格が4,50元~100元ぐらいで、100元以内の選択肢がかなり多くなっています。経営者の話では、購入者の多くは一般の市民だとのことです。
業界の専門家は、これらの新しいお茶の種類は市場を補う作用があり、リーズナブルな販売価格は西湖龍井、黄山毛峰などの伝統的な春茶の生産企業が定価を市場に合わせて付けるのに役立つと考えています。
上海市茶業協会は、また公費による消費が抑えられているので、高級茶はもはや市場の寵児では無くなり、茶葉の生産会社は次々に春茶の製品構成を見直しており、高級茶の生産を減らして中級茶の産量を増やしています。これが意味することは、今年の高級茶の市場シェアはかなりの規模で大幅に減少し、高級茶の価格は理性的な水準に戻っていくということです、と話しています。
現在の主要大産地における新茶の生育状況から見ると、今月中下旬には茶摘みのピークを迎える見込みで、清明節前後には発売のピークになると見られています。西湖区龍井茶産業協会会長の商建農氏は、今週ひどい天気にならなければ、すぐに茶摘みの最盛期に入るだろうと見込んでいます。そして、安吉白茶の産地の最初の新茶は今週末前後に手に入るはずです。黄山地区の気温は低めに推移しており、茶樹はまだ芽が出たばかりで、清明節前後には大量に摘まれ、発売される見込みです。
上海市茶業協会の専門家は、市民に対し、新茶を味わうのに明前茶を追究する必要は無い、と提案しています。比べてみると、穀雨より前の新茶も品質は良く、価格もより手頃になります。また、四川省や貴州省、雲南省、湖北省などの産地のお茶にも 是非注目して欲しいと言います。これらのコストパフォーマンスはすこぶる高い、茶葉市場の新製品だとのことです。
茶業協会も高級品や著名ブランドばかりを追わず、より手頃で、買い求めやすい商品のPRを始めているようです。
庶民の間でお茶の消費が定着するためには、買いやすい価格でコストパフォーマンスに優れた商品の必要性を感じているのではないかと思われます。