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お茶通の間でオーダーメイドが密かな人気に

以前、お店の独自ブレンドのお茶(私房茶)をご紹介しましたが、一部の消費者はオーダーメイドを始めているようです。

 

“私人定制茶”正在高端人群中悄然流行

从茶叶产于哪片茶园,用什么样的工艺来发酵,到用什么材质来包装,都可以依照自己的需求进行定制。近日,记者走访多个茶商发现,“私人定制茶”正在一些高端人群中悄然流行。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/1114/article_163740.html

どこの茶園で取れた茶葉を使い、どのような方法で発行させ、どのような材質で包装するなど、自分の好みのようにオーダーができます。最近、いくつかの茶商を回ってみると、”個人のオーダーメイドのお茶”が一部のハイエンドな人たちの間で、密かに流行しているようです。

<普洱好きの奥さんに誕生日のプレゼントとして>

先月末、武昌の劉女史は40歳の誕生日に大変感動していました。ご主人が誕生日のプレゼントとして、お茶が好きな彼女のためにオーダーメイドの普洱茶を贈ってくれたからです。

劉女史によると、オーダーメイドのお茶は特別な名前を付けていて、その中には自分の名前が入っており、パッケージの箱には2人の写真もあったそうです。このほか、箱の中にはご主人から自分に宛てたラブレターも入っていたそうです。「私たちもこのお茶のように、時間が経てば経つほど味わい深くなりたいね」。
この数万元かかった普洱茶は150枚あり、一部は当日のパーティーに参加した友達に配り、一部は劉女史の自分のものとして保存されました。

昨日、ある店の店内に行ってみると、ある会社は某大学のために”手土産”の茶葉をオーダーしていて、いくつかの小型の普洱茶が、名刺サイズの箱に入っていて、箱にはその大学の校訓が印刷されています。「多くの会社が式典や記念茶としてオーダーメイドを好んでいて、お客様へ贈るのに使っています。価格は差ほど高くなく、しかも文化の香りがしますから」と、この店の主人は言います。

華中農業大学の茶葉専門家の話によると、お茶に詳しい茶友たちは、だんだん市場で売られている一般的なお茶を好まなかったり、信用しなくなっており、メーカーに頼んでオーダーメイドをするようになっており、パッケージや量に対しての特殊な要求だけでなく、どこの茶園で育った茶葉を使うとか、どのような味のお茶にブレンドして欲しい、発酵の時にはどういう技法を使って欲しいなどの細かい要求を行っています。さらに、人に贈る際に、品位が高まるよう、茶葉に自分の特定の表記をして欲しいなども要求しています。全体的に言って、この手の人たちの多くは上流階級の一部の人たちです。

<オーダーメイド茶は偽り防止が不可欠です>

調べてみると、オーダーメイド茶はギフト用のお茶とはいえども、品質に対する要求はさらに高くて、オーダーメイド発注を好む人たちの多くは、お茶が好きな人たちです。しかし、オーダーメイドを受けられる企業の多くは中小企業であり、その品質はバラバラにならざるを得ません。

先の茶葉専門家の話によると、オーダーメイド茶で最も重要なのは、良い材料を選ぶことと信用できる加工会社を選ぶことです。たとえば、緑茶とある軽発酵の烏龍茶は、賞味期限が短く、保存条件の要求が高いため、すぐに最も新鮮な茶葉を用い、良く保存する必要があります。普洱茶になると、消費者は必ず原料の等級と品質を確定させることが必要で、最も良いのは自ら茶山に行き、茶ので元をしっかり押さえた上で、製造工程を付きっきりで見ることです。

 

台湾の茶人も、良く農家にオーダーでお茶を作らせたりしますが、そうした流れが中国でも起きているようです。

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