緑茶産地から少し遅れて福建省武夷山でも製茶の季節がやって来たようです。
福建武夷山:谷雨时节制茶忙
谷雨时节,武夷山市春茶进入采摘制作的繁忙时期。连日来,当地茶农、茶企纷纷忙碌起来,投入到茶叶生产制作当中去。这个季节走进茶村、爬上茶山,处处都散发出武夷岩茶独有的香气。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201604/00004406.html
穀雨の時期は武夷山市の春茶が茶摘みと製茶の繁忙期に入る頃です。連日、地元の茶農家や茶葉会社はどんどん忙しくなってきていて、茶の生産に没頭しています。この季節にお茶の村やお茶の山に登ると、あちこちから武夷岩茶の独特の香りが漂っています。
25日の早朝、既に十数年の製茶の経験を持つ武夷山の茶農家・劉水生さんと張恵嬌さんの夫婦は、忙しい製茶の一日を始めます。出かける際に、張恵嬌さんは、雨靴を履きました。「今の天気はまだ良いですが、この時期はいつも雨が降っていて、山道は歩きにくく、これを履いていた方が良いんです」と言います。茶山に着くと、張恵嬌さん夫婦と茶摘み人たちは一緒に茶摘みをし始めますが、すぐに雨が降ってきてしまいました。彼らは雨がっぱを着て茶摘みを続けます。「晴れた日に茶摘みをするのが本当は良いのですが、穀雨の前後は茶摘みのもっとも良い時期で、この時期を延ばしてしまうと却って品質に悪い影響が出てしまいます。武夷岩茶は天気を見て做青をし、生葉を見て做青をする必要があります。そのため、製造工程でコントロールできるので、茶の品質はそれでも保たれるのです」と、張恵嬌さんは言います。
近年、武夷山市は積極的に武夷岩茶の伝統製茶技術と地理標志保護活動を行っていて、生態茶園の推進と有機茶園の建設を大いに進めています。茶業の経済的な発展と同時に、緑水青山を守ることにも力を入れていて、茶農家や茶葉会社に対し、絶えず生態発展の考え方を説いています。茶農家や茶葉会社は茶山の管理と茶の製造技術についてより科学的な追究を行っていて、茶の品質を保つのに有効に機能しています。
張恵嬌さんは、茶農家として、武夷山はこのような良い生態環境の下で良いお茶を生産することで、より多くの人に武夷岩茶の魅力を知ってもらいたいと願っています。
取材によると、武夷山市の茶業が経済的に発展するにつれ、茶の生産は茶農家や茶葉会社に目に見える経済的なメリットをもたらすだけでなく、茶の生産に必要な大量の労働力の需要は地元の村民たちに新しい収入の道を増やしていて、茶業は既に地元の庶民の増収と豊かになるための重要な産業になっています。
武夷岩茶の生葉には成熟度が求められるので、概ね穀雨以降が製茶のシーズンになります。