広西チワン族自治区の梧州市六堡鎮では、雨前茶の茶摘みが行われているようです。
广西六堡镇逾万亩雨前茶开摘 售价预计高于往年
春季即将过去,苍梧县六堡镇春茶的生产形势和价格成为梧州茶友关注的热点。4月11日,记者获悉,今年六堡镇雨前茶价格为每公斤150元左右,同比略涨。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201604/00004286.html
春はまもなく過ぎ去りそうですが、蒼梧県六堡鎮の春茶の生産状況と価格は梧州市のお茶の愛好家の熱い注目を浴びるところです。4月11日、取材によると、今年の六堡鎮の雨前茶の価格は1kgあたり150元前後で、例年より少し値上がりしています。
「2016年六堡鎮の春茶の茶摘み可能な茶園面積は1.35万畝です」と六堡鎮人民代表大会の主席・易長奇氏は言います。新しく植えた茶園は既に続々と茶摘みの時期に入っていて、有機茶園と一部の幼齢茶樹の産量は低めですが、春茶の1畝当たりの生産量は約15kgです。
蒼梧県六堡鎮茶葉協会会長の李宗業氏は、六堡鎮双髻頂茶園に2100畝あまりの六堡茶を植えました。そのうち、1100畝の有機茶園が既に茶摘みの時期に入っています。「今年の春茶は買い取りも販売もともに好調です」と彼は言います。天候の影響を受けて、社前茶(訳注:文末参照のこと)の数量は少なくて、価格は1kg500元前後です。明前茶の産量と価格は昨年よりも少し多くなり、価格は1kg300元前後です。雨前茶の価格は例年よりも高くなることが見込まれていて、産量は昨年より少し多くなりそうです。
取材によると、明前茶は清明節の前に摘まれた茶を差し、雨前茶は清明の後、穀雨の前に摘まれたお茶のことです。明前茶は芽や葉が細くて小さく、病虫害に遭うことも少なくて、品質はより良いものです。雨前茶の茶は明前茶よりも少し大ぶりですが、味わいはうまみがあって濃くなります。
「両者の価格はあまり変わりません。」と蒼梧県金福六堡茶専業合作社の責任者・陳伯昌氏は言います。現在、六堡鎮の雨前茶は既に茶摘みの時期に入っていて、販売の面では2つの特徴が出ているそうです。1つ目は、最近、車で六堡鎮の茶農家の家に乗り付け、お茶を購入していく、よその土地のお客が例年よりも多いこと。2つ目は、多くの茶園の主人が”屯茶”を始めていて、外に向けて六堡茶を売るのではなく、製茶してからしばらく寝かせておいて、数年後に価値が上がってから再び売り出すのです。
六堡茶の価格の動向でした。
あまり日本では言われないのが、社前茶という言葉です。元々は社前茶、火前茶、雨前茶という表現でしたが、今では分前茶、明前茶、雨前茶と表記されることが多くなっています。
社前茶とは、社日(しゃにち。雑節の1つで春分に近い戊の日。春分頃)より前に摘まれたお茶のことを指します。火前は、清明節の3日間は火を使わずに過ごしたことからついたものです。