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雲南省の春茶の動向

雲南省の地元紙が春茶の動向について調査していたので、紹介します。

春茶上市走访:寒潮+市场低迷 今年茶市有点冷

一年之茶,在于“春”。三月春意萌动,茶芽冒尖,云南又一年春茶上市时间到来。那么,今年春茶上市及价格情况如何呢。近日,记者走访了昆明、普洱、版纳、保山、临沧等地的市场发现,受寒潮的影响,今年的古树茶春茶普遍比去年推迟十多天。目前去各大茶山收购的茶商并不多。经济大形势对今年的市场影响不容忽视,市场压力大成了多家茶企的直观感受。不少茶商收紧了钱袋子,出手更加谨慎。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201603/00004017.html

一年のお茶は、”春”にあります。3月、春が動き始めると、茶の芽は顔を出し、雲南はまた新しい年の春茶発売の時期を迎えます。それでは、今年の春茶の発売と価格の状況はどのようなものでしょうか。最近、昆明、普洱、版納、保山、臨滄などの地域の市場へ取材に行ってみると、寒波の影響で、今年の古樹茶の春茶は、おしなべて昨年よりも10日あまり遅れているようです。現在、各地の大茶山に行って購入する茶商の数は多くありません。経済の大勢が今年の市場に与える影響も見逃すことができず、市場の圧力は多くの茶葉会社に影響を与えていることが直感的に感じられます。多くの茶商は急いで財布の紐を緩めることはせず、慎重に手を出しているようです。

<時間>昨年よりも全体的に遅め

<価格>全体的には安定だが、やや下がる傾向も。

<市況>一部では昨年よりも劣る

<昆明>

台地茶の一般的な価格のものは発売。古樹茶は月末まで待つ必要あり。

最近取材に行ってみると、昆明の多くの茶城では、僅かに数軒の店が今年の春茶を販売していました。そしてそれらはほとんどが台地茶で、1kgあたり60~200元程度です。多くの人に好まれている古樹茶の春茶は月末まで発売を待つ必要があり、価格は横ばいか少し下がると見込まれています。
現在のところ、注文はさほど多くない

「今年の寒波の影響を受けて、現在、発芽が始まっているのは一部の人工的に栽培された台地茶だけで、古樹茶はまだ芽が出始まっていません。発売時期は3月末か4月初めに遅れるでしょう」と康楽茶城のある茶の販売店は言います。まもなく発売される古樹茶の春茶の価格については、多くの販売店の話では、基本的には2015年と変わらないとしていて、早い時期のものは比較的安定するものの、春の終わりのお茶は少し下がるかもしれない、と言っています。勐海の老班章古樹茶は、昨年春茶の価格は5000元前後で、冰島古樹茶は6000元前後でした。

古樹茶の春茶の注文状況については、ある茶商は「現在の注文は多くありません。なぜなら、古樹茶はまだ茶摘みの時期になっていなくて、多くの人が様子見でいるからです。現在市場で販売されている古樹茶の多くは昨年かそれ以前のもので、価格は昨年と基本的には変わりません」とハッキリ言います。このあと、他の何軒かの店にも聞いてみましたが、どこもほんの僅かの注文しか来ておらず、基本的にはより高級な老班章、冰島古樹茶と一部の品質の良い大樹茶だけだと言います。

昨年の緑茶の在庫が多い

次の日、茶城では買い手の姿をほんの僅かしか見ることができなくて、たまに来る買い手は大多数がフリーの観光客でした。「大きな環境の影響を受け、今年のプーアル茶市場の情勢は楽観できません。昨年の古樹春茶は現在も100kgあまり余っていて、価格は昨年と同じで、1kg1000元あまりです。冰島の近くの山のものなので、価格は少し高いです」と康楽茶城のある販売店は言います。

この店は康楽茶城の真ん中へんにあり、店舗の面積は大きくなく、約20平米ぐらいです。お店に入っていくと、2名のお客さんがお茶を味わっていました。後から知ったのですが、この2人のお客さんは雲南に旅行に来た人で、雲南の普洱茶を買って持ち帰り、家族や友人と味わいたいと思ったそうです。

この2人のお客さんは、私が康楽茶城で見かけた数少ない購入者でした。「現在、茶城に来てお茶を買う人はどんどん少なくなっています」とこの店の主人は、溜め息をつきます。「たまにやって来てお茶を買う人はこのような個人旅行の観光客で、多くは数百元前後の価格の古樹茶を選びます。私たちのような古いお客さんは、現在は基本的に店に来てお茶を買うことは無くて、大体は電話での注文です。毎年春茶の発売時期になると、私たちはまず春茶の発売が始まることを全国各地のお客さんに速達で送り、お客さんが味わった後に注文を決めてもらうのです」。
彼はまた、昨年の緑茶、特に高級な緑茶の在庫量は多いので、一般の消費者の方は購入される際に新茶として古いお茶を売りつけられないように注意して下さい、と呼びかけました。

 

寒波は全国的なものなので、雲南の古樹茶も寒さで発芽が遅れているようです。
高級茶ほど在庫が貯まっている状況らしいので、こちらも下手に手を出すと昨年のお茶を売りつけられることになりそうです。

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