福建省東部の福鼎市で、シェ族のお茶の式典というものが初めて開催されたようです。
当日,“首届闽东畲族喊山祭茶典礼”在福建省福鼎市太姥山镇方家山村举行。
この日、”第1回閩東シェ族喊山祭茶典礼”が福建省福鼎市の太姥山鎮方家山村で開催されました。
ここ数年、福建省福鼎市は特色ある茶産業の発展に力を入れ、茶業を福鼎市の農村振興と庶民を豊かにするためのグリーン産業であり、支柱となる産業と位置づけています。2018年、福鼎市の茶園面積は20.3万畝に達し、茶の総産出額は56.88億元に上ります。
「喊」というのは「叫ぶ」という意味で、山に向かって叫ぶというシェ族の風習を活用したもののようです。
第1回ということでも分かるように、決して伝統的なものでは無いのですが、イベントを開催することで「メディアで紹介してもらって、お茶をPRしよう」という意図が強く出ています。
この時期の茶産地は、こうしたイベントが多数行われています。