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西湖龍井など浙江省の名優茶の機械製茶率は95%に

お茶はきわめて労働集約的な商品なので、コスト削減をするには機械化の道を歩むことになります。
浙江省では西湖龍井などの名優茶の機械製茶率は既に95%を超えているそうです。

浙江茶叶基本实现机械化 西湖龙井等名优茶机制率达95%

浙江省茶叶生产关键环节目前已基本实现机械化,大众茶类修剪和采摘机械化水平达90%,西湖龙井等名优茶机制率达95%。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201511/00003365.html

浙江省の茶の生産における肝心な点は現在、機械化を基本的に実現させることで、大衆茶の剪定と茶摘みの機械化レベルは90%に達し、西湖龍井などの名優茶の機械製茶率は95%に達します。

これは21日に開催されていた2015浙江農業博覧会現代農業装備展での取材で分かったことです。

浙江省は中国でも茶産量が最大の省の1つで、西湖龍井を代表とした人気のある名優茶が多数あります。茶は浙江省の産業経済の重要な担い手で、山地の農業経済を持続的に成長させるために大きな役割を果たしています。

浙江省農業庁の担当責任者の話によると、「第12次5カ年計画以来、浙江省の農業の機械化は急速に発展し、省内全域で様々な補助を受けた農業機械や施設設備は63.8万台(セット)で、農業生産の方法は急速に人力や家畜の力を使ったものから機械化された作業や設備による管理に変わっています。浙江省では現在様々な農機具のサービス組織が5000社ほどあり、そのうち農業機器の専業合作社は1425社あり、省内全域の70%以上の機械化作業を請け負っています」。
 

おそらく日本人の感覚ではもっと手作りが残されているイメージなのだと思いますが、実態は既に95%は機械で作っているということです。ちょっと名優茶に対する認識を変えていく必要がありそうです。

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