茶業界が急速に変化を遂げているように、茶館のスタイルも急速に変わっているようです。
湖北省武漢市の茶館は、茶文化や茶にまつわる芸術を体験する場として、急ピッチで変化が進んでいるようです。
武汉茶馆转型 争开茶文化艺术体验馆
从解渴的饮料到享受品饮的乐趣,在茶文化备受重视的当下,以茶叶为载体,结合赏茶、品茶、茶艺表演等因素的茶文化体验馆如雨后春笋般“冒”了出来。业内表示,茶文化艺术体验馆是从传统茶文化中另辟蹊径,实现由“茶文化”向“茶生活”延伸,旨在给茶客留下一个独特的茶生活感受。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201509/00002777.html
喉の渇きを癒やす飲料から、味わって飲むことを楽しむものとなり、茶文化を重視するという流れの中で、茶を媒介とし、茶を鑑賞し、味わうことと茶藝の表演などの要素を結びつけた茶文化体験館が雨後のタケノコのごとく、次々と出現しています。業界内では、茶文化芸術体験館は伝統的な茶文化の中から道を切り開くもので、”茶文化”から”茶生活”へ伸ばし、顧客に一種独特な茶生活を感じてもらうことを目指しています。
先日、百瑞景社区にある賞清合滇南古韵茶文化芸術体験館に行ってみると、建物は昔の建物の雰囲気で装飾されており、長い廊下に立ってみると、普洱茶の発展と種々の文化の歴史を見ることが出来、傍らには選りすぐりの普洱茶の展示があります。ここでは心を落ち着けて一杯の普洱茶を味わうことができ、その文化の深淵と、その独特の余韻のある味を楽しむことができます。
ここを管理している責任者の陳君平氏によると、今日の午後、ここでは湖北省陸羽茶道院と共同で中秋茶会を開催し、国内の有名な茶文化の専門家であり、武漢茶藝学校を設立した第一人者である劉雲魁先生が参加し、みなさんと交流を行ったそうです。
業界内では、茶葉文化芸術体験館は、ブランドマーケティング、茶の文化の差異化の解釈、店舗の運営など様々なところに影響を及ぼす、茶の新しいブランドの運営方法です。茶葉ブランドの旗艦ショップと違うところは、茶文化体験館ではまず体験が先で、販売は後回しになっているということがベースにあって、店では系統立てて文化を展示し、製品の販売とブランドの展示を1つのプラットフォームで行っているところです。
若干、行き過ぎな面もあるとは思いますが、お茶というモノを売るのではなく、体験を売っていくという面では、いわゆる”経験経済”の方向性に向かっているのだと思います。
問題はそうした消費行動が、一般の消費者に受け入れられるかどうかですが、かなり尖ったことをしていますので、日本の茶産業にとっても、中国の茶館経営はある面では参考になりそうです。