陝西省で茶業イベントが開かれ、その席上で、陝西省の消費者調査が発表されたそうです。
《陕茶消费调查报告》发布 近五成喜欢喝绿茶
为了发扬陕茶文化,夯实陕茶品牌认知度,华商报倾力打造的以采茶、斗茶、品茶为主题的“首届陕西斗茶大会”入围赛已圆满落幕。而为了了解陕西消费者的饮茶习惯,本次斗茶大会也发布了《陕茶消费调查报告》。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201505/00001118.html
陝西省の茶文化を発揚し、陝西省の茶ブランドの認知度を高めるため、地元紙が主催した”第1回陝西闘茶大会”は、茶摘み、闘茶、品茶をテーマに開催され、無事に閉幕しました。陝西省の消費者の喫茶習慣を知るため、この闘茶大会において「陝西省茶の消費調査レポート」が発表されました。
主催者の地元紙、Webサイト、グルメ情報サイトや街頭調査など、様々なチャネルを使い、集められたアンケートは数千件にものぼる調査となりました。今回の調査を受けた読者やネットユーザーは、主に年齢が30~55歳前後で、職業は公務員や、企業などのホワイトカラーと個人事業主などです。そのうち、陝西省のお茶を飲んでいる人は75.8%を占め、毎日お茶を飲んでいる人は16.41%でした。
六大茶類のうち、陝西省のお茶は主に緑茶と黒茶があります。アンケート結果によると、陝西省の44.15%のお茶愛好家は緑茶を最もよく好み、それ以外の半分近くは、紅茶、黒茶、青茶などのお茶を好むようです。陝西省のお茶愛好家は、茶の品質に大変注意を払っており、アンケートを受けたお茶愛好家のうち半数近くが1斤1000元ほどのお茶を選んでいます。さらに62%の愛好家は気軽にお茶を入れるのではなく、茶海などの茶道具を使ってお茶を淹れたり、或いは茶館などで専門家に淹れてもらったお茶を味わいます。調査では、また、お茶を選ぶときには価格だけではなく、ブランドの知名度やお茶の味にも注意するそうです。
陝西省のお茶愛好家は、陝西省産のお茶に対しても大変好感を持っており、彼らが普段よく飲むのは、漢中仙毫、富硒茶や茯茶です。しかし、ブランドや品質にこだわる陝西省のお茶愛好家たちは、80%近くの回答者が、陝西省産のお茶は宣伝やブランド、パッケージなどの点でまだまだレベルを上げる必要がある、とも述べています。
お茶に対して、比較的要求の高い人たちに対してのアンケートではありますが、半数近くが1斤1000元(500gで約1万円)ぐらいのお茶を飲んでいるというのは、物価水準を考えるとちょっと驚きです。
日本の煎茶で、100g2000円以上を飲む消費者層がどのくらいいるのか?を考えると、消費者のお茶に対しての価値の置き方は日本以上なのかもしれません。