お茶の研究は色々な側面から進んでいますが、雲南省の大理茶(カメリア・タリエンシス)を遺伝子レベルで研究した結果が発表されたようです。
人为活动严重破坏大理茶野生资源
记者1月20日从中科院昆明植物所获悉,该所研究人员与日本冈山大学、合肥工业大学的科学家合作发现,人为砍伐采摘活动严重破坏大理茶自然资源,并揭示大理茶的驯化或处于较初级水平。相关成果在线发表于《BMC植物生物学》杂志。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0123/article_166114.html
1月20日、中国科学院昆明植物所の発表によると、この研究所の研究員と日本の岡山大学、合肥工業大学の科学者は共同で、人為的な乱伐や摘採活動が大理茶の自然資源に深刻な破壊をもたらしていることを発見し、さらに大理茶の馴化は初期の水準よりも高いことを発表しました。これらの成果は、オンライン上の”BMC Plant Biology”誌のサイトに掲載されました。
発表によると、雲南西部と雲南南部の茶区には、かつて大きな面積の大理茶園がありましたが、ここ200年ほどの間に、それらは徐々に大葉種のお茶に取って代わられました。今世紀の初めには市場においてプーアル茶のブームがあり、雲南のほとんどの地域の野生の大理茶は乱伐に遭い、これらの茶樹のような自然資源は壊滅的な破壊を受けました。
今回、研究者たちは細胞核にある14個のマイクロサテライトを利用し、雲南西部、南部や国境付近の大理茶のうち、16個の野生種、5個の栽培種、4個の最近馴化された種など、合計587サンプルの分析を行いました。研究によると、大理茶全体の遺伝的多様性と対立遺伝子の豊富さは、栽培種や最近馴化されたものほど顕著に低くなっていました。これは、人為的な破壊が、大理茶の野生種の遺伝多様性のレベルを大きく引き下げていることを意味しています。
研究はまた、栽培型の大理茶の遺伝多様性のレベルはやや低くなっていますが、その差はあまり大きくなく、大理茶の馴化においてはまだ遺伝的に顕著なボトルネックが出現していないことを示しており、これは比較的長い生活史の周期やサンプル群の間の比較的高い遺伝子流動のレベルと関係があることを示しています。
系列と集合の分析によれば、栽培型大理茶の主な源は雲南西部地域中部の森林地帯、保山西部と臨滄北部の亜熱帯山地の常緑広葉樹林を含むあたりであると見られ、これが人為的な影響で長距離の伝播をもたらしたのではないか、と考えられています。この結果は実地調査と民族植物学の研究結果とも合致します。
専門用語が多くて、非常に分かりにくいのですが、昆明の研究所と岡山大学の先生、安徽省の合肥工業大学の研究者が共同で、雲南地域のカメリア・タリエンシス(チャノキであるカメリア・シネンシスとは別種)の遺伝子レベルで解析したようです。
その結果、遺伝子レベルで判断すると、自然発生的な変異よりは人間が他の地域に茶の種を持ち込み、広げていったというような人為的な要素の方が大きいことが分かった、ということのようです。
英語の論文はこちらです。http://www.biomedcentral.com/1471-2229/14/14