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プーアル春茶の買い上げ価格、ここ3年で初めて下落

昨年の中頃からプーアル茶の価格下落が報じられてきました。
その流れを受け、今年の春茶の買い取り価格は、ここ3年ほどで初めて下落に転じたようです。

今年普洱茶春茶收购价或迎近三年首跌

受市场大环境影响,从去年下半年开始对外抛货的散户不断增多,去年持续低迷的市场行情,也让目前茶叶市场库存压力巨大,而受制于库存压力,在连续两年收购价飙涨之后,今年普洱春茶市场或将迎来近三年的首次下跌。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201503/00000273.html

市場の大きな環境の影響を受け、昨年下半期から投げ売りを始める小口の顧客が増えてきたこと、昨年の低迷する市場動向、そして現在の茶葉市場における在庫圧力が大きくなってきたことから、2年連続の買い上げ価格の暴騰の後、今年のプーアル春茶の市場はここ3年で初めて下落になるかもしれません。

<年平均消費量は産量の僅か3分の2>

雲南の茶葉卸売市場で、ある販売商はこのように話します。「私が2012年にプーアル茶の市場に参入したとき、当時は茶葉の価格は上昇傾向と見なされていました」。この後、春茶の買い上げ価格が連続して何度も値上がりの様相を見せていましたが、出荷はずっと理想通りには行きませんでした。「業界の競争がどんどん激しくなり、売るのが難しかったのです」と、この販売証は言います。「現在手元にあるものの半分は売れなかったものです」

実際、このような狂乱的な値上がりの後も、プーアル茶業界はずっと元気を回復しないままでした。業界関係者の予測では、ここ数年の出荷量はピーク時の水準を回復するのは難しいと考えています。終了した広州秋季茶博会では、2014年の茶の生産量は195万トンと予測され、2013年に比べて8%近く増加しました。ある業界関係者は、雲南省内のプーアル茶市場を見てみると、ほとんどの販売店がずっと在庫を消化しきれずにいる、とはっきりと言います。

現在、国内市場の茶の1人当たりの平均消費量は僅かに1kgを突破しただけで、この数字を元に計算してみると、年間の平均消費量は130万トン前後で、生産量の3分の1の量は、毎年倉庫に入っていることになります。あるマーケットリサーチでは、連続して2年間思うような市況にならなければ、小口の投げ売りが集中して発生し、在庫圧力が短期間のうちに集中して爆発する可能性を指摘しています。

<高級品の価格は4割から6割に下落>

販売サイドが低迷しているのと対照的に、買い上げ価格はずっと高値が続いていました。春茶を例に取ると、過去たったの2年間だけで、プーアル春茶の買い上げ価格は年間平均30%以上の値上がり幅を超えていました。「雲南は2年連続の干ばつとなり、春茶の生産量が減少したというのが、買い上げ価格の上昇した1つの要因です」とある販売商は言います。しかし、市場の価格の状況から言えば、その大部分はバブルによるものなのです。雲南大学経済学院の教授・郭樹華氏は、取材に対して、プーアル茶とコーヒーの中には、余剰マネーによる投機の疑いがあるとハッキリ言います。

昨年の広州秋季茶博会では、一部の高級普洱茶製品の価格は4~6割にまで下落しました。「今年の年初のギフト品市場では、中級~低級製品が主力でした」とある業界関係者は証言します。

市場の低迷と高級品の低迷は、春茶市場でここ数年無かった値下がりの可能性を示しています。「短期間のうちに大きな減産となるような気候の影響が無ければ、2015年の春茶市場ではハッキリとした価格下落が現れるでしょう」と多くの販売商たちは予測しています。

 

<大衆市場がプーアル茶の発展における鍵に>

多くの茶商たちは、プーアル茶の価格の下落と春茶の買い上げ価格の下落は、プーアル茶を原点に立ち戻らせ、金融商品としての属性を薄めるものと考えています。「茶は本来は飲むものですが、その金融商品としての特性が誇張されてしまうと、多くの人による投機やコレクションのお茶になってしまいます」とある茶商は言います。

「高級製品の崩壊に比べ、大衆市場のほうは決して悪くない成績を収めています」雲南普洱茶製品の代表である八角亭茶業有限公司の職員は紹介します。八角亭茶業を例に取ると、昨年の市場戦略の中で、新興市場-北方の市場は昨年、10あまりの販売店と戦略協力協議を結びました。

「高級製品から大衆品の市場に回帰することが、プーアル茶が理性的な路線に戻ることなのです」と八角亭茶業有限公司の総経理・陳勝軍氏は言います。市場の状況から見ると、これはプーアル茶が将来伸びていくための方向性なのです。「現在の市場で最も受け入れられるのは100~200元の間の大衆的な飲料クラスの製品です」とある販売商は言います。こうした製品は体験としても品質としても、コストパフォーマンスが悪くなく、大衆消費市場が最も受け入れやすい選択なのです。
 

中国茶はこれまで高品質のお茶をトコトンまで追求していった結果、非常にコスト高で買いにくい商品が増えてきた面もあります。
今後は各社が買いやすい手頃なお茶に注力していくと言うことですが、そうなれば当然、古樹茶のような高い原料は使用できなくなるので、品質と価格のバランスをどう捉えるかを消費者側でも整理しなければならない時期に入ってきたようです。

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