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福建省、公的茶業保険制度の設立に乗り出す

天候に左右され、不安定になりがちな茶業。
安渓県では、公的な茶業保険制度を作る動きが出てきているようです。

 

安溪建立茶叶保险财政补偿保费机制

茶叶是福建省农业的支柱产业,以安溪为例,2012年茶叶生产面积超过60万亩,涉及农户约20万户,茶叶产值达70亿元。但是茶叶生产风险大,靠天吃饭,霜冻和冰雹是茶叶生产面临的最大风险。福建省人大代表陈海基、邹秀红和蔡萌芽近日在福建省十二届人大二次会议上联名提出建议,在福建省建立茶叶保险财政补偿保费机制,以提高茶农的抗风险能力,助力茶农融资扩大规模。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0127/article_166219.html

茶は福建省の農業の支柱的な産業で、安渓を例に取ると、2012年の茶の栽培面積は60万畝を超え、関わる農家の数は約20万戸を数え、産出額は70億元に達します。しかし、茶の生産はリスクが大きく、天任せの生活で、霜による凍害や雹による害などは茶の生産において最大のリスクです。
福建省人民代表大会代表の陳海基、鄒秀紅と蔡萌芽は、福建省第12回人民代表大会の2回目の会議の席上において、福建省における公的茶業保険制度を設立し、茶農家のリスク対応能力を高めて、茶農家への融資の規模拡大を助ける法案を連名で提出しました。

茶産業の基礎は茶の生産にあり、茶の生産、貿易、流通他関連産業だけで、泉州市のみでも100億元以上もの産業になっています。しかし、2012年、泉州地区はかつて無い極端な天気が現れ、茶園は広範囲にわたって損なわれ、一部の茶農家は減産を余儀なくされ、中には災害により収入が途絶えたところもあります。

中国人民銀行など12部委員会は、2012年に共同で発表した全体方案の中で、「農業保険、農業に携わる保険、農村の人身保険のカバーする範囲を拡大すること・・・森林総合保険、茶の栽培保険を新たに作ること」を明確に要求しています。しかし、現実の状況は、一部のブランド茶会社の茶園が保険に入っているだけで、絶対的多数の茶園は保険に入っていません。茶園の保険加入率が低くなっている主な原因は、1つには茶農家のリスク意識が強くないこと、2つ目には茶の生産が分散しており、保険会社の経営コストがあまりにも高くなってしまうことがあります。

陳海基などの代表は、公的茶業保険制度は茶農家のリスク対応能力を高め、茶の生産の安定化に役立つと認識しています。茶の生産過程における保険事故によって起こった損失は、農家は保証金の獲得ができ、比較的早く災害後の生産回復ができるので、茶の生産におけるリスク対応能力を高めることができ、伝統的な農業生産におけるお天気次第の状況を変えることができます。

このほか、茶農家が融資を受けにくいことも茶の生産拡大と高度化を阻害している主要な障害の1つとなっており、茶園の使用権を担保にするような融資制度や銀行が茶園の価値を評価する仕組みも必要です。銀行が茶園を評価する時は、基本的には茶園が安定した生産を続けるという仮説に基づいて評価します。このとき、茶業保険は、茶園での生産がリスクに直面したときにより良く解決する助けになるので、茶農家への融資も有利になるのです。

このため、陳海基などの代表は、福建省が既に展開している政策的な農業保険を参考にして、公的な財政補助のある農業保険制度を設立し、財政資金のレバレッジ効果を発揮して、省、市、県の3段階の財政がそれぞれ10%ずつを負担することを提案しています。同時に、県の農業果実局あるいは各郷鎮、村を単位とし、統一の保険会社への保険加入モデルをつくり、茶農家のからは保険費用の30%を負担してもらうことにしています。

「靠天吃饭」という言葉に代表されるように、農業はお天道様次第の商売だから、とされてきた中国の農業ですが、ここへ来て、リスクを保険でカバーするという発想がようやく広がってきているようです。
茶の市場規模・生産金額が大きくなればなるほど、その収入に依存する農家、そして茶業者のリスクは高まるので、早く普及すると良いのですが、農家負担7割はちょっと重い気がします(日本の農業共済の国庫負担率は原則50%)。

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