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蒙頂山国家茶葉公園の記念式典の様子

先日、蒙頂山が国家茶葉公園に指定されたニュースをご紹介しましたが、その式典が開かれたようです。

蒙顶山国家茶叶公园正式授牌

 

10月15-16日,2016中国(名山)茶乡旅游发展研讨会暨蒙顶山国家茶叶公园授牌仪式在雅安市名山区茶马古城隆重举行。大会就“乡村旅游发展——县域整体规划发展模式”进行研讨。相关领导、科研单位、专家学者等近300人参加会议。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201610/00005530.html

10月15~16日、2016中国(名山)茶郷旅行発展シンポジウムと蒙頂山国家茶葉公園授与式が雅安市名山区の茶馬古城で盛大に開催されました。この大会は、”郷村旅行発展-県域全体の計画発展モデル”について研討が行われました。関係する幹部、科学研究組織、専門の学者など300名近くが会議に参加しました。

開会式では、雅安市名山区委員会書記の呉宏致氏が歓迎の挨拶を述べました。大会は”蒙頂山国家茶葉公園”、”蒙頂山国家茶葉公園建設トライアル機関”の看板の授与、”2016全国十大魅力茶郷、2016全国三十カ所の最も美しい茶園、2016全国特色茶旅資源区”などの受賞式典も開催されました。取材によると、名山区は蒙頂山4A級風景区に”蒙頂山国家茶葉公園”を作り、これは中国で初めての茶をテーマとしたレジャー農業公園です。

当日の午後に開催された中国(名山)茶郷旅行発展シンポジウムでは、雅安市名山区の副区長である王欣氏が名山区の茶産業の観光化の経験を発表しました。

ここ数年、名山区の茶産業は産業のレベルアップの歩みを加速させています。生態茶葉模範基地の建設に大いに力を入れ、新たに増やした有機茶園は1500畝で、27万畝が全国緑色食品(茶葉)標準化生産基地として農業部の認定も受けています。ある程度の規模と経営基盤のある企業が牽引し、新しい農業経営主体を大いに育成していて、省、市、区級の農業産業化経営重点龍頭企業は31社に上ります。

現在、名山区の優質茶園は35万畝に達し、四川省の茶葉面積481.55万畝の7.3%を占めています。年間の産量は4.65万トンで、四川省の茶葉の総産量25.97万トンの17%を占め、生葉の産出額17.17億元は、四川省の茶葉産出額157億元の11%を占めます。ブランド価値の上昇も明らかです。”蒙頂山茶”地域ブランドと”蒙頂黄芽”は単体でミラノの万博に出店し、”百年世博・中国名茶”金賞と金ラクダ賞を獲得しました。地域ブランド価値は23.68億元となり、四川省第一位で、”蒙頂山茶”ブランドの市場占有率と影響力は明らかにより強くなっています。茶業だけに限った農民の増収額は6000元以上です。

統計によると、2016年上半期の名山区の旅行受け入れ人数はのべ187.3万人に達し、前年比で22.6%の伸びとなっており、旅行産業の総合収入は15.2億元で、前年比26.9%となっています。郷村旅行による就労可能数は2000人で、直接的な就業人数は1500人増え、関連する就業人数は1.5万人増え、名山区の農民の毎年の一人あたり旅行収入は4.5%伸びました。今年の国慶節のゴールデンウィーク期間では、名山区全体でのべ32.36万人と推測され、これは前年比で34%の伸びとなっていて、旅行総合収入は25209万元を実現します。

 

こういう式典の様子などを見ると、中国において”茶旅”が1つの産業として、かなりの期待を集めていることが分かります。

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