アジア歴訪中だったウィリアム王子が雲南省を訪れ、そこで滇紅を贈られたようです。
滇红茶赠威廉王子 与英国王室再续前缘
3月4日,英国剑桥公爵威廉王子到访云南。期间,滇红茶再次被做为国礼赠送给威廉王子。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201503/00000061.html
3月4日、イギリスのケンブリッジ公ウィリアム王子が雲南に到着しました。この期間中、滇紅は再び国からの贈り物としてウィリアム王子に贈られました。
1939年、馮紹裘氏は雲南省鳳慶に設けられた順寧実験茶工場で滇紅を作ることに成功しました。誕生してすぐ、イギリスの茶商は最初の紅茶を香港経由でロンドンに持っていき販売しました。ロンドンの茶葉オークションで、滇紅は800ペンスの最高額を付け、これは当時の茶葉オークションの最高記録でした。1986年、イギリス女王エリザベス二世は昆明を訪問しました。当時の雲南省の省長・和志強は、”滇紅特級工夫茶”を国からの贈り物としてエリザベス女王に贈りました。これによって、滇紅が英国王室に入ったのです。聞くところによると、エリザベス女王は、”滇紅”を透明な器に入れて、それを鑑賞したそうで、見た目も珍しかったようです。
当日、ウィリアム王子が野生動物保護に関する講演を終えると、雲南省人民代表大会副主任の刀林蔭氏は雲南省を代表して、陶器の器に入った滇紅工夫紅茶”中国紅”を贈りました。滇紅は再び中国とイギリスの交流の証となったのです。
長年の発展を経て、現在雲南滇紅集団はイギリスの大手茶葉会社、スーパー、オンラインストアと確固たる協力関係を築いています。
雲南滇紅集団董事長兼総裁の王天権氏は、2015年は中英文化交流年で、滇紅集団もイギリス・ロンドンにある滇紅文化茶館において滇紅の茶芸表演と雲南の茶文化を紹介する会を開催し、イギリス国内で100箇所あまり巡回して表演をする計画にしているので、雲南の滇紅はイギリスの茶業界に新しい1つのブームを巻き起こすでしょう、と話しています。
中国の茶業界は権威に弱い?ので、今回の王子の来訪を絶好の機会と捉えているようですね。王子からすれば、ただお茶を貰っただけなのですが・・・