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茶文化が経済を活性化させる-上海で茶藝ブーム

中国の各地で茶藝教室の開設が相次いでいます。
中国の茶業界は、こうした茶文化の分野への波及は、茶産業の活性化に不可欠だ、と考えているようです。

茶文化“激活”茶经济 上海兴起茶艺培训热

古乐悠悠,茶香淡淡,身着中装的茶艺师一边讲解,一边左右手开弓,净具、醒茶、冲泡、品茶……完成一整套的茶艺表演。日前,上海茗约茶文化艺术中心正式开幕,该中心以茶为媒,将集合民乐、香道、花道、传统服饰、书法、国学等传统文化为一体,开展茶文化传播推广。爱茶者不但能在这里品味好茶,同时也能学习茶艺、茶文化。业内人士表示,近年来茶经济不断拓展边沿,茶艺培训、茶具、茶服等周边产业发展迅速,弘扬茶文化将有利于“激活”我国茶经济。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2015/0104/article_176604.html

古典音楽がゆったりとかかり、茶の香りが漂う中、中国風の服装をした茶藝師が解説をしながら、左右の手を踊らせて、器を清め、お茶を目覚めさせ、淹れて、味わう・・・こうして一通りの茶藝の表演を行いました。
先日、上海茗約茶文化芸術センターが正式にオープンし、このセンターはお茶をきっかけに、民族音楽、香道、華道、伝統服飾、書法、国学などの伝統文化を一帯として、茶文化と共に広めていくというものです。お茶の愛好者は、ここで良いお茶を味わうことができるだけではなく、同時に茶藝や茶文化を学ぶこともできます。
業界関係者によると、ここ数年、お茶のビジネスは辺縁へと拡大しており、茶藝訓練、茶器、茶の服など、周辺の産業の成長も急速で、茶文化を高揚させることは、我が国の茶ビジネスを”活性化”させるのに役立つでしょう、と言います。

西湖龍井、祁門紅茶、鳳凰単ソウ、武夷岩茶、六安瓜片・・・ 10名の中国名茶の国家無形文化遺産の伝承人たちが、先日、茗約茶文化芸術センターと契約を締結し、中国茶の伝統的な製造技法の保護に関する共同研究を行うだけではなく、さらに茶文化の継承者と発揚者を育てていくことにしています。
茗約茶文化芸術センターの責任者である鮑麗麗氏によると、このセンターは茶学、茶文化を専門とする本科生と研究生の団体を組織し、茗約茶文化芸術センターが基盤となって、茶文化の伝播と普及の活動を行っていきます。これには、茶文化の経典や詩、文学などをテーマにした茶会活動や無形文化遺産の伝承人と協力して行う手作り茶のプロジェクト、お茶専用の倉庫の建設と、国の孔子学院と協力し、国を超えた茶文化の普及と全国での茶藝教育が含まれます。

「私たちは毎月茶藝の教育と普及活動を行う予定で、復旦大学国学教学基地、浙江大学国茶実験室茶文化教学実践基地も同時にオープンしました。このほか、国内で”静雅之行”の茶藝訓練を始める予定で、10名の無形文化遺産の伝承人も毎月1回の授業がある予定です。現在、既に1000名あまりの学生がいて、その中には大学生やホワイトカラーなど様々な社会人もいます」

取材によると、我が国の茶葉の1人当たりの年間平均消費量は既に1kgを突破しており、茶の消費大国となるために、茶ビジネスも茶葉そのものから、文化製品へと広がっていきます。たとえば茶器、お香、茶の服、茶席デザインさらには生け花などで、その中でも茶藝訓練の市場は最も大きいと見られています。
上海市茶葉学会の副秘書長で、茶文化工作委員会主任の高勝利氏は、現在、上海市には3つの茶藝訓練のルートがあります。それはすなわち、職業技術訓練、中小の茶文化を学ぶコースと民間訓練です。そのうち民間訓練がここ数年急速に成長しています。現在、茶藝訓練に参加する生徒の多くは女性が主ですが、これらの人々は一種の趣味としてやっている、あるいは個人の素養と気質を高める1つの手段としてやっており、一般に訓練過程の費用は数百元から数千元まで様々です。

「茶産業は茶文化と緊密に結びつくことによってのみ、よりよい成長ができるのです」と業界関係者は言います。我が国の茶産業は一歩進んで茶文化のアイデアが問われる時代になるべきで、産業付加価値を高め、生産チェーンを広げ、茶文化のマーケティングに進んで行くべきです。「茶館と茶製品だけに限ってしまっては全く不十分で、教育、健康、旅行など様々な領域と結びつけることが必要で、これによってのみ、より大きく強くなれるのです」。

 

「茶葉が売れない」というのは日本でもよく聞きますし、農家の六次産業化なんてことも良く言われますが、一歩進めて、お茶の楽しみ方を広げるような周辺ビジネスまで考える・・・という風には、なかなか行っていないのが現状です。
中国でのこうした取り組みは案外参考になるかもしれません。

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