あちこちの名茶が指定されている中国重要農業文化遺産ですが、広東省の鳳凰単叢も第2回の選定で選ばれたようです。
凤凰单丛茶入选第二批中国重要农业文化遗产
近日,笔者从有关部门获悉,潮安区“凤凰单丛茶文化系统”入选第二批“中国重要农业文化遗产”,成为广东省唯一一个入选的重要农业文化遗产。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0630/article_171386.html
最近、関連部門への取材によると、広東省潮州市潮安区の”鳳凰単叢茶文化系統”が第2回”中国重要農業文化遺産”に選ばれ、広東省で唯一選ばれた重要農業文化遺産となりました。
潮安区鳳凰鎮は中国名茶の郷であり、中国烏龍茶の郷で、広東省の名鎮、茶葉専業鎮であり、旅行特色鎮です。
鳳凰単叢茶の文献への記載は南宋の末期から見られ、品質は国内外に広く伝わり、中国茶文化の重要な構成要素になっています。
600年以上も数十代に渡って伝えられてきた、鳳凰単叢茶の資源・品種は基本的には昔のままの様相をとどめており、正式な統計ではありませんが200年以上の古茶樹に限っても3700株あまりもあると言われます。
鳳凰古樹茶は、”中国の国宝であり、世界でも稀に見る優良で稀少な茶葉資源”と専門家によって褒め称えられています。
鳳凰茶の生産は徐々に地域的に広がっていき、専業で生産を行い、企業によって管理された現代的な農業マネージメントの方向に発展しており、鳳凰山地域の経済を主導する産業になっています。現在、茶園面積は6万畝あまりで、年間の産量は600万斤あまりです。
業界の専門家によると、国家重要農業文化遺産への申請が成功したことは、鳳凰単叢茶文化系統の建設や品種資源の保護、古茶樹に対する科学的な管理の茶農家への導入、無公害茶葉の標準化生産の推進などを強化することになります。また科学的に合理的な計画に基づいた旅行観光農業の開発、産地の特色ある農業の発展、茶区における生態農業の保護、経済社会の持続発展可能な推進と美しい郷村の建設において、大変重要な意義があります。
雲南省のプーアル茶は古樹茶ブームで大変なことになっていますが、今回の重要農業文化遺産認定を契機に鳳凰単叢の産地がどう変わっていくのか注意深く見てみたいですね。