安徽省黄山市の休寧県の名茶に新安源緑茶というお茶があります。
このお茶が浙江省麗水市の松陽県の名茶・松陽香茶の製造技法を導入することで、より付加価値の高いお茶になったという話が紹介されていました。
新安源绿茶变身“松阳香茶”
“同等的茶鲜叶加工成‘松阳香茶’,价格比传统的炒青绿茶翻一番。”6月26日,休宁县汪村镇山后村从事茶叶加工的黄社华打开兰香扑鼻的茶袋兴奋地说道,“今年试产的3000千克香茶不愁销路,明年的订单都接满了。”据了解,生产香茶所需鲜叶为上等一芽二叶至三叶,每千克收购价格比传统绿茶要高出2—3元,干茶最低也能卖到60元每千克,是传统绿茶的一倍多。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0629/article_171358.html
「同じぐらいの生葉を”松陽香茶”にすると、値段が伝統的な炒青緑茶の倍になります」
6月26日、休寧県汪村鎮山後村で茶の加工に従事する黄社華さんは、蘭のような香りが鼻をくすぐるお茶の袋を開けて興奮した口調で話しました。「今年試験的に生産した3000kgの香茶は販路に悩むことも無く、来年の予約ももう一杯になりました」。
取材によると、香茶を生産するには一芽二葉ないしは三葉の上等な生葉が必要で、1kgあたりの買いつけ価格は伝統的な緑茶よりも、2~3元高くなりますが、仕上げたお茶は最低でも1kgあたり60元では売れ、これは伝統的な緑茶の倍になるそうです。
黄社華さんは1984年に休寧県茗洲茶中を卒業し、ずっと供給と販売の仕事に従事し、各農家から生産を請け負ったあとに、彼は個人で茶の初期加工工場を興し、まずは”屯緑”、”剣蘭”と”銀毫”などの地元の伝統品種の生産加工を始めました。品種の大衆化のため、販売価格は概ね好ましいとは言えない状況でした。
この間も、黄社華さんは何度も新しい品種の導入と加工を考えましたが、これらは全て諸々の理由で否定されました。2012年、黄社華さんが茶葉市場で捜し物をしていると、浙江省松陽県の蔡老板と知り合いました。同じ川の水を飲んだという縁が、蔡老板に新安源地区の茶業に特別な関心を持たせ、彼と一緒にその場へ行くと、すぐにそこが最高の生態環境であることに感服しました。
「香茶の生産であれば大きな市場がある」と蔡老板は黄社華さんに言い、すぐに会えば良かったという気持ちが生まれてきました。蔡老板の指導の下、黄社華さんは2013年に松陽学会に行って香茶の全ての製造技術と流れを学び、販路を作りました。
今年4月、蔡老板は自ら指導に当たり、1ヶ月あまりの間に茶工場の計画をし、機械を調整津市、香茶の生産ラインを軌道に乗せました。そして3000kgの香茶の試作に成功したのです。
中国の中には、まだまだ環境は良いけれども製茶の技法が不十分であったり、市場のニーズとずれていて低い収益性になっているお茶もあります。
こういう産地間の交流があると、より面白いお茶が生まれるかもしれません(その場合、お茶の名前がどうなるのかは気になるところですけれど)。