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台湾の茶人、鉄観音のルーツを訪問

海峡茶会などで安渓を訪問中の台湾の視察団一行が鉄観音のルーツである西坪鎮を訪問したようです。

台湾茶人到安溪西坪寻根 茶祭两百年铁观音母树

17日,台湾产茶乡镇负责人、茶商、茶农等来到安溪铁观音发源地西坪,举行茶祭仪式。省人大常委会副主任黄琪玉出席第六届海峡论坛·首届海峡茶会16日的开幕式活动。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0618/article_171096.html

17日、台湾の茶産地の責任者、茶商、茶農家などが安渓鉄観音の原産地である西坪鎮にやって来て、茶をまつる式典を行いました。省人民代表大会常務委員会の副主任・黄琪玉氏は第6回海峡フォーラム・第1回海峡茶会の16日の開幕イベントにも参加しました。

西坪鎮の聖茗坊は鉄観音の原産地の1つで、坊の中には樹齢に百年を超える鉄観音の母樹が育てられています。両岸の茶人たちは両手で茶杯を捧げて持ち、1つには天地観音を献じ、2つには自然の茶樹を献じ、3つには茶人の先祖を献じ、お茶を坊の中にふりまきました。
茶祭のあと、両岸の茶人は手に手を取って、聖茗坊の周りを取り囲みました。続いて、茶人たちは茶禅寺にやって来て、ともに両岸の茶産業のさらなる発展を祈願しました。

「私たちが安渓鉄観音の原産地にやって来たのは、安渓の昔の人々の大胆な開拓に感謝を示すものです。これによって鉄観音は台湾に根を張ったのですから」と台湾特等茶王文化協会理事長の劉弘偉氏は言います。台湾茶協会理事長の張連発博士は、台湾の木柵の地理条件と安渓のそれは非常に似ており、お互いにもっと交流や協力を進めていきたい、と話しています。

このほか、両岸の茶人たちは両岸特色郷鎮農業産業交流会にも参加しました。

 

台湾で生産されている品種の原産地は福建省にあることが多いので、こうした交流はこれからも続きそうです。

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