ここのところ急激に存在感を増している貴州省の茶業ですが、新たに紅茶の生産ラインに多額の投資を行い、紅茶生産にも本格的に乗りだして行くようです。
贵茶投3000万引进红茶“红宝石”生产线
日前,记者从贵茶有限公司获悉,贵茶公司今年6月投3000万元在花溪久安镇引进红茶“红宝石”生产线,该条生产线技术从日本引进,预计1到2年内建成。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0217/article_166889.html
先日、貴茶有限公司によると、今年の6月に3000万元を投じて、貴陽市花渓区久安鎮に紅茶”紅宝石”の生産ラインを導入します。この生産ラインの技術は日本より導入し、1~2年のうちに建設する予定です。
紅茶”紅宝石”生産ラインとこの会社が以前に導入した生産ラインには違うところがあり、秋には”紅宝石”紅茶を生産しますが、春には”緑宝石”緑茶を生産できるということです。
”紅宝石”生産ラインは昨年、会社が導入した”緑宝石”生産ラインに続くもので、巨額の投資を行い、海外から導入する生産ラインになるそうです。昨年、この会社は2000万元を投資して、遵義市鳳岡県に”緑宝石”生産ラインを導入しました。大量生産された”緑宝石”はEUの463項目の検査基準をクリアし、ドイツとアメリカに輸出され、13トンの”緑宝石”はアメリカのスターバックスに輸出されました。
4年にも経たないうちに、この会社は累計で4億元近くの投資を行っており、自ら開設もしくは共同で開設した茶園は15000畝あまりに及び、今ではこの会社の専属茶園は9つになり、銅仁市沿河トゥチャ族自治県、黔南プイ族ミャオ族自治州甕安県、黔東南ミャオ族トン族自治州丹寨県などに分布しています。
このほか、これから5年間で、この会社は2018年には売り上げ30億元、茶園150万畝、50万軒の茶農家の増収を実現し、香港証券市場に上場する計画です。
貴州省は地元政府の肝いりで、金融機関から巨額の資金援助を受けて茶業を推進中です。
この会社は、その中の1社なのですが、ちょっと不安に感じるぐらいの拡大計画を立てているようです。
それにしても紅茶の生産ラインでも日本の技術を導入、というところがなかなか面白いですね。