四川省綿陽市の平武県で作られている平武緑茶。
このお茶が、初めてモロッコへ輸出されたそうです。
10吨“平武绿茶”走出国门出口非洲
6月13日,平武雪宝顶茶业集团与摩洛哥海外贸易公司合作的首单10吨绿茶将发往宁波港,然后再漂洋过海运往非洲。这是平武茶叶走出国门的第一步。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0617/article_171060.html
6月13日、平武雪宝頂茶業集団とモロッコ海外貿易会社の協力による初めてのオーダーとなる10トンの緑茶は寧波港を出発し、このあと海を渡ってアフリカまで運ばれていきます。これは平武県の茶葉が海外に輸出された第一歩となりました。
現在、平武県には茶園が8750ヘクタールあり、年間の生産量は2500トンあまりで、”中華芽”、”九寨雀舌”、”羌郷緑”など多くの名優緑茶を売り出しています。
しかし、県内の茶葉会社の多くは中小企業であるため、各自が独自に経営を行っており、市場シェアや経営資源の大きさ、ブランドのプロモーション力などの面で制約がありました。
グループとしての発展を実現し、平武県の茶葉ブランドを打ち出すため、自らの意志で決めるという原則に従い、2013年1月、平武県の8社の企業は、四川平武雪宝頂茶業集団を共同で設立しました。
”平武緑茶”という有名ブランドを活かし、平武雪宝頂茶業集団は、各地の茶文化イベントや茶葉博覧会などに参加し、ブランドをPRしていきます。
「今回のアフリカからの10トンの注文は昨年の綿陽市の茶葉博覧会で締結したものです」とグループの株主の李培基氏は言います。私たちは、今年200トンの輸出を計画し、800万元の外貨を得たいと考えています。
これまで各地域で小さく経営してきた企業が合同して、地域ブランドを立ち上げ、輸出にまで携われるようになった、という典型的な事例かと思います。
こうした、まだ名前の売れていない産地・ブランドは今後も続々と出てくるのではないかと思います。