中国茶ファンのためのデータベース&ニュース

  1. 市場環境
  2. 3 view

家賃上昇と販売不振で茶葉店は閉店ラッシュに?

ここのところ、販売不振が伝えられる中国の茶葉販売店。
賃料の上昇と売上低迷のダブルパンチで、閉店ラッシュが始まるかも・・・という観測が流れています。

房租涨、收入跌 茶叶店或将迎来倒闭潮

走在莆田市区街头,不难发现,从去年开始,一些茶店的消失速度与前几年开张时一样快,部分坚持至今的茶店,除了批发零售茶叶外,经销茶具成了另一生存渠道。莆田市海峡茶叶交流协会副会长林元珍表示,行业洗牌不再只是预测,它已经在发生。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0616/article_171037.html

福建省莆田市の街中を歩いていると、昨年ぐらいから、茶葉店の消える速度が過去数年よりもずっと早くなっているように感じます。一部の持ちこたえている茶葉店も、卸売りでお茶を販売している以外は、茶道具を販売することで何とか、生きながらえています。
莆田市海峡茶葉協会副会長の林元珍氏によると、業界の淘汰はもはや予測では無くて、既に発生しているものです、と言います。

 

<家賃は上がり続け、収入は減り続ける>

一昨日、梅園路に行ってみると、ある茶葉店は門を固く閉ざしていて、そこには”貸出募集”の表示が張ってありました。周辺の住民によると、この店が閉まってから少し時間が経ちましたが、「元々この店には人が多く来ていて、何で閉めたのか分からない」と言います。
取材中に気づいたのは、梅園路だけでなく、荔城大道、鳳凰山別荘地内の多くの茶葉店も最近、続々と閉店していることです。

荔城大道のある茶葉店に入ると、主人の程さんが、今年の市場は不景気で、顧客は昨年よりも30%少なくなっており、リピーターのお客さんは基本的には知人だと言います。
程さんは、ここ2年で、店の家賃はずっと上昇し続けていて、50平方メートルの店の家賃は昨年の月4500元が5000元になったそうです。しかし、月の収入は多くて1万元で、店のスタッフの給料、水道光熱費などを差し引けば、基本的には赤字だと明かしてくれました。

 

<業界の専門家:閉店ラッシュはより激しくなるかも>

莆田市海峡茶葉交流協会副会長の林元珍氏は、このような閉店ラッシュは、あるいはもっと激しくなるかもしれない、と見ています。
「現在、市内にオープンしている茶葉店は、顧客の愛顧はありますが、大部分の消費水準は低くなっていて、多くは500元以内です」と林氏は言います。多くの茶葉店のオーナーは、この業界に対して、あまり理解がありません。

茶葉卸売店の主人・方さんは、ここ数年、茶葉店の開店は猛烈な勢いでしたが、ブランドマネージメントの意識が無く、多くの茶葉店の商売は非常に難しいものになっており、売上額の5%の利益を達成することも難しい状況です。
このほか、莆田市の地元には大きな茶葉の生産地が無く、大部分の茶葉は依然として他の省で売っているものを卸売りで買って転売しているものです。さらに”三公”消費の制限により、1斤1000元以上の高級茶葉は誰も買う人がいません。

「表面から見ると、茶葉店が少なくなるというのは、実際のところは一種の利益があるようにも思えます」と林氏は捉えています。全体の消費が軟調であるという環境は、ブランドを持つ茶葉企業の利益も下がりますが、それ以上に小さな茶葉店にとっては、業界全体の淘汰と再生が引き起こされます。閉店ラッシュが起こったあとは、茶葉の価格も日に日に理性的な水準に戻り、茶葉店もより専門的な経営に向かうことでしょう。

 

ここ数年の中国の茶業界では、大手の茶葉会社が自社のフランチャイズを積極的に募集していたため、雨後の竹の子のように「お茶は儲かる」というイメージだけで飛びついた素人経営者が多いというのが実情です。
こうした店が今回の消費の厳しさを受けて閉店してくれれば、健全な業者だけが残る・・・というのが業界の人たちの考えのようです。
ただ、まじめに商売していたところも商売が立ちゆかなくなる可能性もあり、厳しい経営環境が続くことは間違いなさそうです。

 

市場環境の最近記事

  1. 普洱茶の世界から”私房茶”が少なくなった理由

  2. チベット自治区、”健康飲茶”作業実施計画を発表

  3. 四川省楽山市夾江県、ウズベキスタンへ緑茶を輸出

  4. 福州の茶葉市場の様子

  5. 浙江省の茶葉取引市場の様子

関連記事

PAGE TOP